『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のロンドンプレミアが11月14日[現地時間]にレスター・スクウェアで行われ、エディ・レッドメインらキャストと、日本でハリー・ポッター魔法ワールド公式アンバサダーを務める桐谷美玲らが参加した。
ハリー・ポッター魔法ワールドの聖地とも言えるロンドンで開催された今回のプレミアイベント。エディ・レッドメイン(ニュート役)、キャサリン・ウォーターストン(ティナ役)、アリソン・スドル(クイニー役)、ダン・フォグラー(ジェイコブ役)、エズラ・ミラー(クリーデンス役)、ゾーイ・クラビッツ(リタ役)、カラム・ターナー(ニュートの兄:テセウス役)、クラウディア・キム(ナギニ役)、ジュード・ロウ(ダンブルドア役)、ジョニー・デップ(黒い魔法使い・グリンデルバルド役)らキャストに加えて、脚本を担当したJ.K.ローリング、デイビッド・イェーツ監督、さらに日本のハリー・ポッター魔法ワールド公式アンバサダーを務める桐谷美玲がネイビーブルーカーペットを歩いた。
ホグワーツ魔法魔術学校の制服を着たファンや、ニュートやクイニーの姿に扮したファンタビアンなど約2500人もの観客が集まった会場には「ファンタビ」をイメージした150mのネイビーブルーのカーペットが敷かれ、ロンドンの街並みを幻想的な魔法ワールドへと変えた。豪華キャストたちが登場すると観客からは割れんばかりの歓声が沸き起こり、さらに米サンディエゴで行われたコミコン2018以来となるジョニー・デップも姿を現し、会場は熱気と興奮に包まれた。
世界中を飛び回る魔法動物学者の主人公ニュートのように、エディ・レッドメインはパリに続いて、ロンドンでのプレミアに参加し、「世界中追いかけまわしてきてるね(笑)。J.K.ローリングがロンドン出身だからか、いつも情熱的でエネルギッシュで素晴らしいよ。アメージングだね」とパリとは異なるプレミアの雰囲気を楽しんでいる様子。また今回、コミコンぶりに顔を合わせたジョニーとの共演について、「僕にとって、彼と共演する一番大きなシーンは、最後に彼が魔法使いの集会で何千人もの前でスピーチをするシーン。大胆なパフォーマンスをすると同時に、誘惑的で魅力的なキャラクターを演じているんだ。俳優の視点として、ここに感動したね」と敬意を表した。
ホグワーツ魔法魔術学校のダンブルドア先生を演じるジュード・ロウはロンドンプレミアについて、「僕のホームだよ。魔法ワールドのホームでもあるよね」とコメントし、続けて「素晴らしい俳優と監督と、独創的な脚本家に囲まれて、これ以上の仲間はいないよ。彼らは魔法ワールドを愛して尊敬しているし、観客の意見に耳を傾けているしね。彼らが気に入ってくれることを祈っているよ」と魔法ワールドに対しての愛を語った。ダンブルドアとグリンデルバルドの関係性も本作の見どころだが、「僕が思うに脅威だよね。なぜダンブルドアがグリンデルバルドと戦えないかの鍵が隠されているんだ。あとそのことがどう未来につながるかということもね」と明かし、「親密で、力強い関係性だね。一度は違う方向に行った二人が、また向き合わなければならない日が来るだろうね」と今後の展開に期待を膨らませた。
ニュートらと旅をする仲間たちの中で唯一のマグルのジェイコブを演じたダン・フォグラーも、「ロンドンは大好きだよ。パリも素晴らしかったけどね。ロンドンはこの映画が作られた場所だし、ファンの興奮が感じられるよ。エネルギーがバチバチと湧いてきているよ。クールだね」と熱気を体感。ジョニーはジェイコブにとって許し難い敵役となるが、「ジョニーとの撮影はとても楽しかったよ。彼は怖いよね、希薄な大きな眼で、青白くて真剣な表情で。でもカメラが止まるとジョニー・デップなんだ。親しみやすくて、『ギターを聴きたいかいかい?』なんて言ったりしてね。コスチュームのままフルメイクでギターでロックソングを弾いてくれたんだ(笑)最高だよ」と、ユーモア溢れるジョニーらしい撮影秘話を明かした。さらに「グリンデルバルドが逃げ出すオープニングのシーンは最高だよ。4DXで観るのが良いかもね。4DXで僕も見に行くよ。ベビーニフラーはね、oh my god, 最高だし、ズーウーは圧巻だよ。ぜひ注目してほしいね」とコメント。さらに来日については、「待てないよ!来週だよね。日本大好きだよ!」とコメントを寄せた。
今回、ハリー・ポッター魔法ワールド公式アンバサダーとして特別に招待された桐谷美玲は、海外プレミアへの参加は今回が初めてということで、緊張しつつも全てが初体験で楽しみだといい、念願叶ってエディと初対面したことについて、「エディとお話できて、写真を撮ってもらえて、宝物です。ものすごく紳士で優しくて、飾らない感じがニュートそのものでした」と、夢のひとときを振り返った。また、「スタイリッシュでカッコ良かった!」とジュードにも感動、残念ながらジョニーに会うことはできなかったが、「作品の中で堪能しているので!悪役だけど、やっぱりカッコいいなあと思います」とグリンデルバルドに魅了されている様子。また、「思っていた以上でした!楽しかったです!」と、魔法ワールドの大ファンとしてこみ上げる喜びと興奮を胸に、ロンドンプレミアを満喫した。
いよいよ、来週には主役のニュートを演じたエディ・レッドメイン、ダンブルドア先生役を演じたジュード・ロウ、ニュートに惹かれる魔法使いのティナ役のキャサリン・ウォーターストン、ティナの妹で美しい魔法使いのクイニー役のアリソン・スドル、クイニーと心を通わせた人間・ジェイコブ役のダン・フォグラーが来日を予定。23日(金・祝)の公開を盛り上げる。
世界中で約900億円の興行収入をたたき出し、日本でも73.5億円の大ヒットを記録した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。その最新作では、前作に続きJ・K・ローリングが脚本を執筆し、デイビッド・イェーツ監督がメガホンを取る。本作の舞台は、ロンドンとパリ。イギリスにもどってきた魔法動物学者の主人公ニュートは、強大な敵の魔法使い、グリンデルバルドが逃げ出したことを知る。魔法界、そして人間界をもおびやかしかねない彼を追い、ダンブルドア先生とニュートがタッグを組み、ニュートの仲間、魔法動物(ビースト)たちとともに、一同はパリへと向かう―。
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は2018年11月23日(金・祝)より全国で公開!
監督:デイビッド・イェーツ
出演:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ、ゾーイ・クラヴィッツ、カラム・ターナー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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