後列)かしゆか、あ~ちゃん、のっち
前列)秋山竜次、杏、大泉洋、横溝菜帆、宮野真守


『グリンチ』のジャパンプレミアが11月26日(月)に東京ミッドタウン日比谷で行われ、日本語吹替えキャストの大泉洋、杏、秋山竜次(ロバート)、横溝菜帆、宮野真守、さらに日本版イメージソングを担当したPerfumeが登壇した。

映画のお披露目の前に行われた、東京ミッドタウン日比谷 ステップ広場でのプレミア点灯式では、通常は青い光が輝くイルミネーションを、グリンチのいたずらによって“グリンチカラー”に一変。イベントでは、Perfumeがサプライズ登壇し、日比谷のクリスマスをグリンチカラーにジャックした。

会場に集まった多くの観客からの声援に囲まれて登場した吹き替えキャストたち。11月3日[現地時間]にアメリカ・ニューヨークで行われたワールドプレミアに参加し、グリンチ役の声優を務めたベネディクト・カンバーバッチと並んで写真を撮った大泉と横溝。大泉は「すごく感動しました」と振り返りつつも、「カンバーバッチが出てくるのに、道に子どもが寝転がっている」とプレミアの現場に驚いた様子も。

さらにサプライズゲストとしてPerfumeの3人(かしゆか、あ~ちゃん、のっち)が登場すると、より一層大きな歓声と拍手に包まれた。Perfumeは3人がそれぞれ名前を言う自己紹介を終えると、大泉は「初めて見た!持ちネタあるのはいいですね」と興奮気味にコメントしたが、ほかの登壇者からは「持ちネタじゃない」というツッコミが入る場面もあった。

ここで、イルミネーションの点灯が行われることになったが、MCから“何を盗むんですか?”と聞かれ、「みなさんのハートを盗んでやりますよ・・・」と照れ笑いを浮かべながら答え、これには秋山からも「なんで(アドリブを)言ったんだよ(笑)」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。そして登壇者と観客とともに「メリーグリンチマス!」の掛け声に合わせて大泉がスイッチを押すと、階段に設置されたグリーンのイルミネーションが点灯。まさに“グリンチマス”となった会場の美しさに、観客や登壇者からは大歓声に包まれた。

本作の、主人公グリンチが“クリスマスを盗む”という物語にちなんで、クリスマスの思い出を聞かれた杏は「聖歌隊にいたので、今でもクリスマスになると賛美歌を歌いたくなります」と答え、宮野は「ゲームセンターの前とかにサンタ(の人形)がいるとセッションしますね」と踊りだし会場は笑いに包まれた。また、あ~ちゃんは「(イベントで)パラパラを踊りに行った思い出があります」と答えると、宮野は「セッションしたいな~」と反応し、さらに大きな笑いも。そして締めの大泉は「大学時代に付き合ってた彼女にサンタの服を着てと言ったら怒られました」と明かし、「ないんですよ、思い出!」と苦笑した。

また、本作について大泉は「カンバーバッチさんとほぼ遜色もないくらい」と自信を見せると、秋山からは「よく言えますね」とツッコミ。仕上がりについては「一体感が感じられました。120点!」と日本語吹き替え版を大絶賛した。さらにここで、日本版イメージソングを担当しているPerfumeが、同楽曲の振り付けのポイントを生披露し、会場を沸かせた。

『怪盗グルーの月泥棒』(2010)『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013)『ミニオンズ』(2015)と大ヒットを続け、2017年の『怪盗グルーのミニオン大脱走』が日本での興行収入73億円を超えるメガヒットを記録したキャラクター「ミニオン」。そんなミニオンや『ペット』、『SING/シング』などヒットを記録しているイルミネーション・エンターテインメントが満を持して贈る最新長編アニメは、偉大な絵本作家ドクター・スースの名作「グリンチ」。世界中で愛される超ひねくれもの“グリンチ”が、この冬、日本に上陸する。

【取材・写真・文/編集部】

映画『グリンチ』は2018年12月14日(金)より全国で公開!
監督:ヤーロウ・チェイニー、スコット・モシャー
声の出演:ベネディクト・カンバーバッチ [日本語吹替え]大泉洋、杏、秋山竜次(ロバート)、横溝菜帆、宮野真守
配給:東宝東和
©2018 UNIVERSAL PICTURES