今回解禁された場面写真


映画『キセキ』のキャスト・スタッフが贈る恋の青春物語『愛唄 ー約束のナクヒトー』の場面写真が一挙解禁された。

2017年に大ヒットを記録した『キセキ -あの日のソビト-』のキャスト・スタッフが再び集結し、実話エピソードを基に、名曲「愛唄」を映画化した本作。本作はGReeeeNがかつて同名タイトルの楽曲を作った時と同じ想いを持って、脚本として参加し、今の時代に伝えるべきメッセージを込めて新たに映像化。彼らのかつての実体験から着想を得て作られた恋の青春物語。恋をすることを恐れていた主人公・野宮透役を横浜流星、ヒロインの運命の少女・伊藤凪役を清原果耶が演じる。

今回解禁された場面写真は、元バンドマン役の飯島寛騎と西銘駿、俳優役の渡部秀のシーン。西銘駿が演じるマサオは、飯島寛騎扮する龍也の元バンド仲間。メジャーデビューしたバンドは、龍也が伊藤凪(清原果耶)の詩の凄さに打ちのめされ、自分の限界を感じたという理由で解散。ところが、その後も龍也と一緒に夜遊びをするなど付き合いを続けている。写真は、ギターを持った龍也とマサオが真面目に想いを語り合う場面だ。ふだんはテンションが高めのふたりの穏やかな表情が印象的な一枚となっている。

渡部秀が演じるのは俳優・沖田弘。相川比呂乃(成海璃子)を気にかけ、話しかけている場面だ。相川比呂乃は、かつて天才子役と言われていたが芸能界を引退していた。そんな彼女が辛い経験に苦しみながらも新たな一歩を踏みだし、どのような世界が広がっていくのか期待せずにはいられない、そんなシーンを切りとっている。

特撮ドラマ「仮面ライダーシリーズ」の主役を務めた経験のある飯島寛騎、西銘駿、渡部秀の3人。飯島寛騎は「仮面ライダーエグゼイド」(2016~2017)の仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢役、西銘駿は「仮面ライダーゴースト」(2015~2016)の仮面ライダーゴースト/天空寺タケル役としてそれぞれ主役を務め、ともに男性エンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」のメンバーでもある。映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』(2016)でのW主演など共演も多い。飯島は、宝生永夢/仮面ライダーエグゼイドとして4本の映画で主演を果たし、満を持しての他の役柄での映画公開となる。

飯島は西銘との撮影について、「いろいろと場を盛り上げてくれました。ライダーの先輩で、デビュー以来一緒にいることが多いので、“いつも通り”という感じでしたが、ふたりともハイテンションなバンドマン役だったのでやりやすかったです」と振り返った。息がぴったりのふたりの掛け合いは見どころのひとつだ。さらに「仮面ライダーオーズ/OOO」(2010~2011)で仮面ライダーオーズ/火野映司役を演じ、ドラマや映画での活躍もめざましい渡部秀は、本作でサイドストーリーを強く印象付ける彼の存在感に驚かされる。3人は映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(2017)にも出演し大きな話題を呼んでいる。

小説版

また、小説版「愛唄 ー約束のナクヒトー」の発売が決定した。「人を好きになることを恐れないで――」。名曲「愛唄」に込められたメッセージから生まれた青春映画が文庫本でも楽しめる。トオルから龍也へ、そして龍也からトオルへの手紙という形式で、物語がつづられている。

小説版『愛唄 ―約束のナクヒト―』
2018年12月7日(金)発売
小林雄次
朝日文庫
648円(税込)

映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』は2019年1月25日(金)より全国で公開!
監督:川村泰祐
出演:横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、中村ゆり、野間口徹/成海璃子/中山美穂(特別出演)、清水葉月、二階堂智、渡部秀、西銘駿、奥野瑛太、富田靖子、財前直見
配給:東映
©2018「愛唄」製作委員会