友だちの死をきっかけに揺れる若者たちの姿をエモーショナルに描く映画『チワワちゃん』の予告編が解禁された。
岡崎京子が1994年に発表した時代を超えて愛される傑作青春物語を、若手実力派キャストと弱冠26歳の新鋭・二宮健監督により新たな青春のバイブルとして映画化。チワワちゃんを取り囲む若者たちの回想を軸に進む本作。主人公のミキ役には門脇麦、チワワちゃんの元カレ・ヨシダ役には成田凌、ヨシダの親友カツオ役には寛一郎、チワワちゃんの親友ユミ役には玉城ティナ、チワワちゃん役には新人ながら大抜擢された吉田志織、さらにチワワちゃんに想いを寄せるナガイ役には村上虹郎と20代の実力派俳優が集結し、等身大の若者を熱演している。
今回解禁された予告編は、冒頭で「バラバラ殺人事件の被害者の身元が判明した」という衝撃的な一言から幕を開ける。被害者の名前は千脇良子。主人公のミキ(門脇麦)は、それが自分の知っている“チワワちゃん”のことだとは思わなかったと続け、チワワと過ごした日々を回想する。満面の笑みで語るチワワに、事件の悲惨さとは対照的なカラフルで派手な映像がクラブミュージックにのせて続く。そして、栗山千明演じるファッション誌のライター・ユーコに頼まれ、当時の仲間にチワワの話を聞いて回るミキ。そこで明らかになるのは〈精神的にキていた?〉〈友達に何か酷いことを言った?〉〈意外と料理が上手い?〉など、ミキの知らないチワワの姿ばかり。
さらに浅野忠信演じるカメラマンのサカタに未来像を追及され涙するチワワの表情。皆が知るいつもハイテンションで笑顔だった“チワワちゃん”からはかけ離れた姿が浮き彫りになっていく。ミキや友人たちがかつて一緒に遊んだり、キスしたり、バカ話をしたりした“チワワちゃん”。でも、「本当はみんな 誰もチワワちゃんのことを 何も知らなかった」―。爆発的な青春を謳歌する若者たちの姿。Have a Nice Day!による主題歌「僕らの時代」がエモーショナルな感覚を呼び起こし、眩いまでの光を放つ映像が、青春の儚さを予感させる映像となっている。
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予告編
映画『チワワちゃん』は2019年1月18日(金)より全国で公開!
監督・脚本:二宮健
原作:岡崎京子「チワワちゃん」(KADOKAWA刊)
出演:門脇麦、成田凌、寛一郎、玉城ティナ、吉田志織/村上虹郎、栗山千明(友情出演)/浅野忠信
配給:KADOKAWA
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©2019『チワワちゃん』製作委員会