ガス・ヴァン・サント監督3年ぶりの新作『ドント・ウォーリー』の邦題で来年5月より公開されることが決定した。

2014年に他界したロビン・ウィリアムズが『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1998)の公開時から映画化を考えていたのが、オレゴン州ポートランド出身の風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生。当時から監督にと相談を受けていたのはポートランドに縁のある監督ガス・ヴァン・サント。ウィリアムズの死後、映画化を決めたヴァン・サントが自ら脚本を書き、企画から20年たちついに完成した。当初キャラハンを演じることを熱望していたウィリアムズの遺志を受け継ぎ主人公キャラハンを演じたのはホアキン・フェニックス。彼の仕草、話し方等を研究し見事に演じきっている。ほかにルーニー・マーラ、ジョナ・ヒル、ジャック・ブラックがキャラハンの人生にやさしく寄り添い、世界に背を向けていた彼を支えていく周りの人々を演じている。

今回解禁された予告編では、ジョン・キャラハンがどのような人物であったかを紹介しつつ、自動車事故により身体が不自由となった彼の絶望と、事故後の彼をやさしく見守る人々の姿を映し出す。特にキャラハンが生前ポートランドの通りを電気車いすに乗り猛スピードで疾走していたように、青い空の下、ホアキン演じるキャラハンとルーニー・マーラ演じる恋人アヌーとの車いすの2人乗りのシーンが強い印象を残す。

併せて解禁されたポスタービジュアルには、シンボリックな赤毛のキャラハン、そして彼のイラストが配されている。周りの人を楽しませたキャラハンの人柄をよく表わすイラストで、“世界は意外とやさしさであふれている”というコピーとともに、本作の世界観が伝わるビジュアルとなっている。

予告編

特報映像

映画『ドント・ウォーリー』は2019年5月よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラスおシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国で公開!
監督・脚本・編集:ガス・ヴァン・サント
出演:ホアキン・フェニックス、ジョナ・ヒル、ルーニー・マーラ、ジャック・ブラック
配給:東京テアトル
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