『愛唄 ー約束のナクヒトー』の舞台挨拶が1月16日(水)にT・ジョイPRINCE品川で行われ、横浜流星、飯島寛騎、財前直見、富田靖子、川村泰祐監督が登壇した。
親子関係の描き方が話題になっている本作にちなみ、“親子試写会”と題して行われた今回のイベント。テーマにちなんで、親子関係を描写したシーンのパネルが出されると、「リハーサルでこんなに泣いたのは初めてというくらい」と明かす川村監督。シーンを演じた横浜は「心配かけたくないというところがあるんですけど・・・」と息子ながらの気持を吐露し、財前も「大事なところを内緒にしている」と親子さながらの会話が繰り広げられた。
イベントでは、キャストが子ども時代の写真を持参。横浜が写真を出すと、観客からは大「かわいいー!」と大きな声援が飛び交った。当時のことを「すごくやんちゃでした」と明かす横浜は、「弟を連れて迷子になったり、弟と家で遊びに夢中になりすぎて窓ガラスを割ってしまったり、親に迷惑ばかりかけていました」と苦笑。本作に出演したことで「より親を大切にしないといけないなと」と改めて感じたことを明かし、「年末年始も撮影の前日まで実家に行って、家族との時間を大切にしました」と笑顔を見せた。
続けて、「仮面ライダーエグゼイド」を演じてきた飯島は、バイクに乗せてもらっている写真を持参し、「乗り物が楽しいと思ったのは頃のころ。いろんなところに連れて行ってもらいました」と明かした。また、財前は18歳のころの自身の“最初の宣材写真”を持参、富田は14歳のころの映画出演時の写真を持参し、観客を沸かせた。
最後に横浜は「僕くらいの年の子どもたちには、この作品を家族とみて、感謝の気持ちを伝えるようなきっかけになってくれたら素敵だと思います。大事なことがたくさん詰まっています」と本作をアピールした。
なお、この日登壇予定だった清原果耶はインフルエンザのため欠席となった。
2017年に大ヒットを記録した『キセキ -あの日のソビト-』のキャスト・スタッフが再び集結し、実話エピソードを基に、名曲「愛唄」を映画化した本作。本作はGReeeeNがかつて同名タイトルの楽曲を作った時と同じ想いを持って、脚本として参加し、今の時代に伝えるべきメッセージを込めて新たに映像化。彼らのかつての実体験から着想を得て作られた恋の青春物語。恋をすることを恐れていた主人公・野宮透役を横浜流星、ヒロインの運命の少女・伊藤凪役を清原果耶が演じる。
【取材・写真・文/編集部】
映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』は2019年1月25日(金)より全国で公開!
監督:川村泰祐
出演:横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、中村ゆり、野間口徹/成海璃子/中山美穂(特別出演)、清水葉月、二階堂智、渡部秀、西銘駿、奥野瑛太、富田靖子、財前直見
配給:東映
©2018「愛唄」製作委員会