友だちの死をきっかけに揺れる若者たちの姿をエモーショナルに描く映画『チワワちゃん』に各界の著名人からのコメントが到着した。
岡崎京子が1994年に発表した時代を超えて愛される傑作青春物語を、若手実力派キャストと弱冠26歳の新鋭・二宮健監督により新たな青春のバイブルとして映画化。チワワちゃんを取り囲む若者たちの回想を軸に進む本作。主人公のミキ役には門脇麦、チワワちゃんの元カレ・ヨシダ役には成田凌、ヨシダの親友カツオ役には寛一郎、チワワちゃんの親友ユミ役には玉城ティナ、チワワちゃん役には新人ながら大抜擢された吉田志織、さらにチワワちゃんに想いを寄せるナガイ役には村上虹郎と20代の実力派俳優が集結し、等身大の若者を熱演している。
吉岡里帆(女優)
チワワちゃん♡
音の響きを聞いただけでも関わっちゃいけない匂い。
でもどうしてだろう、、、
こういう子と大笑いしてる時
何故か人生の最高な瞬間にいるような錯覚をする。
画面に映る登場人物たち皆んながチワワちゃんと2ショットの瞬間が一番輝いて見える。
不思議な女の子だな、チワワちゃん。好きになっちゃうな、チワワちゃん♡
DEAN FUJIOKA(Musician, Actor)
ニノケンワールドの絶叫ローラーコースター”Chi Wa What!?”
価値観の輪郭の限界をグチャグチャにされました。
皆見るべき。
志磨遼平(ドレスコーズ)
岡崎京子の詩情が現代の都市を現代の速度で駆け抜ける。
すべては変わったようでいて、若者の姿だけはかつてと変わらない。
あやうく、こわくて目も当てられない。
ぼくらがそうだったように、今も誰かが若いのだ。
前野朋哉(俳優・監督)
映画からタバコと香水と汗の匂いがする。
とにかく五感の伝わり方がスゴい!
チャクラ使いの二宮健監督は圧倒的な夢と現実を魅せてくれるんだ。
勝手に日本のダニー・ボイルだと思ってます。
東龍之介(俳優)
冒頭から迫るEDMの爆音でこの映画に支配された僕が居た。
彼等の衝動に心が躍動し、左右され、高揚は最高潮に…
これは現実?幻想?
夢は朝に覚めるだろう。若さって神出鬼没だ。
まだヒリヒリするのは、寒風のせいかそれとも、彼等の見た果てにか…
追伸 こんな映画が観たかったです。
木口健太(俳優)
ああ、人生何十回やり直してもこんな爆発みたいな青春は送れそうもないし、
それは大半の人間がそうなんだろう。
だから、憧れに似た嫉妬の中で今日を繰り返して生きていくんだ。
桜井ユキ(女優)
目まぐるしく鮮やかな世界の中にとてつもない儚さがある。
観た直後に、もう一度触れたいと感じる二宮監督作品の魅力。
出どころのわからない嫉妬に襲われ、そしてまた魅せられました。
白石和彌(映画監督)
大金盗んで走ったり、ビキニ着た女の子たちとプールでキスしたり、クラブで朝まで遊んだり、
そんなこと一度もやったことないけど自分の物語ではないかと錯覚した。
見終わってからもずっと疾走するチワワちゃんを探してしまう。
20代でこんな映画撮ってしまう二宮監督に嫉妬しかない。
ニノケン、この先どんな映画を撮るの?
森直人(映画評論家)
白昼夢のようなバカ騒ぎ。その中を駿足で駆け抜けていく刹那の幻としてのチワワちゃん。
ファスト&ラウドなデザインで、二宮健監督は偉大な原作を「自分のもの」として真摯に生き直している。
松崎健夫(映画評論家)
理由なき不安に絶え間なく憂惧する、終わりの見えない日常。
この映画は“21世紀の『市民ケーン』”の如き多角的視点で、
岡崎京子の教典を現代の若者像に変換させている。
須永貴子(ライター)
東京という街に誰よりも愛されて消費されて死んじゃった
チワワちゃんの残像を、友人たちの言葉がかき乱す、
東京ガールバージョンの羅生門。
映画『チワワちゃん』は2019年1月18日(金)より全国で公開!
監督・脚本:二宮健
原作:岡崎京子「チワワちゃん」(KADOKAWA刊)
出演:門脇麦、成田凌、寛一郎、玉城ティナ、吉田志織/村上虹郎、栗山千明(友情出演)/浅野忠信
配給:KADOKAWA
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©2019『チワワちゃん』製作委員会