劇場アニメーション『プロメア』の声優陣が発表され、第二弾PVと新ビジュアルが解禁された。

2017年夏にアメリカ・ロサンゼルスで開催された北米最大のアニメイベント「Anime Expo」でプロジェクトの立ち上げが発表され、海外のアニメファンから注目を集めていた本作。「天元突破グレンラガン」(2007)、「キルラキル」(2013)のTV シリーズを手掛けた今石洋之(監督)と中島かずき(脚本)のコンビが組んだ完全オリジナル作品。二人のコンビとしては初の劇場長編作品。さらにキャラクターデザインはディズニー映画『ベイマックス』のコンセプトデザインを手掛けたコヤマシゲトが担当。音楽は「進撃の巨人」ほか数々のドラマ、アニメを手掛ける澤野弘之、美術監督には『メアリと魔女の花』の久保友孝が手掛ける。

今回、本作の豪華声優陣が発表された。本作の主人公で消防隊<バーニングレスキュー>に所属する新人隊員ガロ役に大河ドラマからコメディ映画まで幅広く活躍する松山ケンイチ、そしてガロの宿敵となるリオ役に舞台、映画やドラマと近年注目作への出演がめざましい早乙女太一とW主演が実現。さらにガロの上司であるクレイ役に堺雅人が決定した。この夢の競演を果たした3人を引き合わせたのは、演劇の中にマンガと活劇、ロックを持ち込み独自のエンターテインメントを築き上げ、2003年には“演劇界の芥川賞”と言われる岸田國士戯曲賞も受賞、公演チケットは常にプレミア状態という「劇団☆新感線」の座付作家・中島かずき。

さらに『プロメア』の世界感やストーリーも明らかになる第二弾PVが解禁された。「燃えていいのは魂だけだ!燃えて消すのが俺の流儀だ!」と啖呵を切って派手に登場する松山演じるガロと、炎を操る人種<バーニッシュ>である早乙女演じるリオが激しく戦うシーンが披露されている。ガロは赤と白を基調とした マシンに乗り込み、消防士の“マトイ”のような武器を豪快に振り回す姿がなんとも勇ましく、怪しげな黒い鎧を身にまといながらも鮮やかな炎で戦うリオも、敵ながら洗練されたカッコいい立ち回りでその存在感を見せつける。この特報映像(※第二弾PVのカットダウン版)は1月25日より全国の劇場でも解禁される。

松山ケンイチ(ガロ・ティモス役)コメント

僕が演じたガロという青年は消防隊<バーニングレスキュー>の隊員で、とんでもなく熱い男です。僕もガロに負けないくらい、思いっきり熱く、そして楽しく演じさせて頂きました。この熱き男たちのド迫力のアクション、人間ドラマを映画館で是非とも体験してください!

早乙女太一(リオ・フォーティア役)コメント

炎を操る人種<マッドバーニッシュ>のリーダー、リオはクールな中にも熱い魂を宿した男です。映画も冒頭から熱さ全開の作品となってます。自分も完成が待ち遠しいです!5月の公開をぜひ楽しみにしていてください!

堺雅人(クレイ・フォーサイト役)コメント

私の演じたプロメポリスの司政官、クレイはガロたち<バーニングレスキュー>の後ろ盾をする男です。ただ、、、これ以上はまだ言えません(笑)。是非ともスクリーンでご覧頂ければと思います。5月の公開をお楽しみに!

今石洋之(監督)コメント

今回のキャスティングは本当にはまりました。松山さんの熱い演技は圧巻でしたし、早乙女さんは第一声で、まさにリオ!でした。堺さんもさすがのセリフ回しでアフレコ現場も非常に楽しかったです。またTRIGGER作品お馴染みのキャストさん達にも注目してください!

中島かずき(脚本)コメント

松山さん、早乙女さん、堺さんは僕が脚本を書いている〈劇団☆新感線〉の独特のリズム等を理解してくれている方たちなのでまさに第一希望が通った!という感じです(笑)。松山さんは元々「グレンラガン」等を観ていて「大好きだ!」と話してくれていたので僕も嬉しいです! 完成が本当に楽しみです。

第二弾PV

今回解禁されたビジュアル

映画『プロメア』は2019年5月より全国で公開!
監督:今石洋之
配給:東宝映像事業部
©TRIGGER・中島かずき/XFLAG