スパイク・リー監督最新作『ブラック・クランズマン』でプロデューサーを務めるジョーダン・ピールのインタビュー映像が解禁された。

1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査するという大胆不敵な事件を克明に綴った同名ノンフィクション小説を鬼才スパイク・リー監督が映画化した本作。主人公ロン・ストールワースをデンゼル・ワシントンを実父にもつジョン・デヴィッド・ワシントン、ロンの相棒フリップ・ジマーマンをアダム・ドライバーが演じる。そして監督・脚本・製作のスパイク・リーに加え、ジェイソン・ブラムとジョーダン・ピールが製作に名を連ねる。

監督を務めた『ゲット・アウト』(2017)でアカデミー賞を受賞、今年3月に全米で公開を控える『Us(原題)』も注目を集める中、7月12日(金)に公開される『トイ・ストーリー4』には声優で出演するなど、話題作に続々と参加し、ハリウッドにその名を轟かせるジョーダン・ピール。本作ではプロデューサーとして参加した彼のインタビュー映像が到着した。

スパイク・リー監督に本作の脚本を送った時の思いについて「まず、一番にしなければならなかったことは、このプロジェクトをふさわしい監督につなげることだった。最初に思い浮かんだのがスパイク・リーだった。『ブラック・クランズマン』には、スパイクの作品と共通点がたくさんある。どこか笑える作品の雰囲気で、ハラハラして・・・、迫力がある」と語るジョーダン。ブラック・ムービーの歴史を築いてきたスパイク・リーは、本作で初めてアカデミー賞監督賞にノミネートを果たし、ジョーダンも自身のTwitterで「So so happy for Spike.(スパイクがノミネートされとても嬉しい)」と喜びのコメントを贈っている。

また、ロン・ストールワースを演じたジョン・デヴィッド・ワシントン、フリップ・ジマーマンを演じるアダム・ドライバーそれぞれについては、「完璧なキャスティングだ。ジョン・デヴィッド・ワシントンには、人を惹きつける力がある。ジョンがスクリーンに映った瞬間、観ている僕らは彼の味方になってしまう。この役は、ジョンをスターに押し上げる作品になる。アダム・ドライバーは全てをぶち壊してくれるような役者だ。今回の役は、アダムが演じてきた役のなかで、ぼくの一番のお気に入りなんだ。信頼できて、鋭い視点を持った親友は、どこか特別だ」と、型破りな刑事コンビを見事に演じた二人を絶賛。

さらに、「『ブラック・クランズマン』には、潜入捜査をする男の緊張感があって、なんとなく場違いにも思える陽気さがある。『ドゥ・ザ・ライト・シング』にあるような、社会的な主張が描かれているし、『マルコムX』のような、歴史的に正確な描写もある。『ブラック・クランズマン』は、最高のスパイク・リー作品だ。まだスパイク・リーの作品を観たことがない人には、ぜひスパイク作品を全て観てもらいたい。」と、スパイク・リーへのリスペクトと共に作品への意気込みをたっぷりと語っている。

インタビュー映像

映画『ブラック・クランズマン』は2019年3月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督・脚本:スパイク・リー
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、アレック・ボールドウィン
ユニバーサル映画 配給:パルコ
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