『九月の恋と出会うまで』の完成披露イベントが1月30日（水）に都内で行われ、高橋一生と川口春奈が登壇した。

今回、本作の公開に先駆けて、勝負と縁結びの神様が祀られている六本木の乃木神社にて、W主演の高橋と川口が本作を観た人たちの良縁が叶うことを祈り、出演者を代表して祈願。さらに、二人で巨大絵馬に願いを書き、披露された。

拝殿内での祈願を行い、登場した川口は「一人でも多くの人に届けば」とコメント。

本作で初共演となる高橋と川口だが、お互いの印象を高橋は「すごいチャーミングな方。コミカルです。多くは言えませんが・・・（笑）」と語り、さらに「僕が勝手に抱いていた川口さんの像が毎日崩れていくんです」と明かし笑いを誘った。対する川口は「とにかく優しいし、本当にそのまま。優しいお兄さんで、いつも相手してもらってます」と笑顔で語った。

劇中では大切な人に嘘をつくということがキーワードにもなっているが、高橋は自身について「嘘ついてばかり」と明かし、「嘘はつくときはつかなきゃいけない」と語った。また、川口も「映画の中までの大きな嘘ではないと思いますが、日々あるかもしれない」と“大人の嘘”について語った。

また、タイムリープすることについては、「2～3年前に戻りたい。一時的に戻って声をかけたい人がいます」と意味深に語る高橋。対する川口は「特に大丈夫」と戻りたくはないようで、逆に“未来に行けるとしたら？”という問いにも「環境がどう変わっているのかを見てみたい。でも行けない」と現実的な面を見せ、高橋は「僕は行きたくない。知っちゃったらおもしろくなくなっちゃいますよね」と語った。

これまで一途に思ってきたことについては、「お芝居のやり方や向き合い方は、一途というよりも何も変わっていないと思います」と語る高橋。川口も「sごとに関して続けているのはそういうことなのかな」と同じく仕事への思いを語った。

愛する人のために―、一途な想いが時空を超えた、奇跡の純愛ラブストーリーが誕生した。小説家を目指している営業マンで、マンションの隣人・志織と一緒に未来から聞こえる声の主を探すことになる平野進役を演じるのは、『嘘を愛する女』『blank13』など注目の出演作品が後を絶たない、本作が恋愛映画初主演となる俳優・高橋一生。部屋の壁から「1年後の未来にいる」と言う男の声に話しかけられ、現在の平野を尾行することになるOL・北村志織役を演じるのは、『好きっていいなよ。』『一週間フレンズ。』『クリーピー 偽りの隣人』など幅広い役で活躍を続ける川口春奈。

【取材・写真・文／編集部】

映画『九月の恋と出会うまで』は2019年3月1日（金）より全国で公開！
監督：山本透
原作：松尾由美「九月の恋と出会うまで」（双葉文庫）
出演：高橋一生、川口春奈、浜野謙太、中村優子、川栄李奈、古舘佑太郎、ミッキー・カーチス
配給：ワーナー・ブラザース映画
©松尾由美/双葉社　©2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会