日本の漫画原作が韓国映画で新たに蘇る―『リトル・フォレスト 春夏秋冬』の予告編とポスタービジュアルが解禁された。

恋愛、就職と何一つ思い通りにいかない主人公ヘウォンが故郷に帰り、幼なじみのジェハ、ウンスクと共に、春夏秋冬・特別な四季を送り、新たな自分の生き方を探していく。主演は、『お嬢さん』で話題を呼んだキム・テリ。共演にはリュ・ジュンヨル、チン・ギジュ。大自然に囲まれた小さな集落で暮らす一人の女性の姿を描いた“読んで美味しい”と話題の五十嵐大介による同名漫画を原作に、橋本愛主演で映画が公開された大人気作品が韓国でリメイク。

今回、本作の予告編とメインビジュアルが解禁された。口から白い息が出るほど寒い冬―。「帰ってきた 故郷へ」と心の声を語る主人公ヘウォンは、手際よく新緑の野菜とチーズにエディブルフラワー(食用花)を添えた爽やかなパスタを作って思いっきり頬張る。幼なじみのトマトハウスでこっそりトマトを頬張ったり、小川ではしゃいだり、親戚の田植えをお手伝いしたり、近所のおじさんから生きている鶏を差し入れされたりと、都会の忙しい暮らしから抜け出し、悩みながらも田舎ならではの日々を丁寧に暮らしながら、生き生きと過ごしている姿が映し出される。

そして、本作の原作者である五十嵐大介が原作との“ちょっとした縁”についてコメントを寄せている。

五十嵐大介(原作)コメント

今回、私が描いた『リトル・フォレスト』が、海を渡った韓国を舞台に映画として生まれ変わる事となり、とても嬉しいです。そして、ちょっとした縁も感じています。執筆中の当時、漫画のモデルとなった衣川村の友人たちが、エゴマの栽培と料理の研修のためにソウルと堤川市を訪れていたのです。帰ってきた友人たちから、研修中に食べた料理がいかに美味しかったかを延々と聞かされました。うらやましかった!漫画では地域に根ざした食べ物がテーマになっており、映画では韓国の食について描かれる事になります。とてもとても興味深く、楽しみにしています。

予告編

今回解禁されたビジュアル

映画『リトル・フォレスト 春夏秋冬』は2019年5月17日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開!
監督:イム・スルレ
原作:五十嵐大介「リトル・フォレスト」(講談社「アフタヌーン」)
出演:キム・テリ、リュ・ジュンヨル、チン・ギジュ
配給:クロックワークス
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