開催中の「さぬき映画祭2019」において2月10日(日)に『愛唄 ー約束のナクヒトー』の舞台挨拶が行われ、飯島寛騎が登壇した。
香川県高松市を中心に2月9日~11日に行われている「さぬき映画祭2019」で、2月10日(日)にイオンシネマ高松東で『愛唄 ー約束のナクヒトー』が上映され、上映終了後の舞台挨拶に飯島寛騎が登壇した。満員の会場に登場した飯島は、まずはご当地のうどんについて「(さぬきのうどんは)みずみずしくてつるっつるでした。コシがあって、麺の白色の透明感がちがいますね」と、饒舌に初体験のさぬきうどんの魅力を語った。
映画に話題が移り、役が決まった時のことについてと「仮面ライダーをやっていた時、大泉の東映スタジオで『キセキ ーあの日のソビトー』のポスターを見ていて、『いいなー、GReeeeNさんかー。めっちゃ出たい』と思っていました。今回ご縁があって役が決まった時はすごい嬉しかった反面、(飯島演じる龍也は)大事な弾き語りのある役だったので、責任の重さがすごくありました。自分次第でこの作品は変わってしまう、というプレッシャーとの戦いもありました。ギターは初めてでしたが、1か月半~2か月くらい、1日10時間くらい練習していました」とその重責を振り返った。
役作りについては「一見チャラそうに見えるけど、芯が強くて、考えをしっかりと持っているキャラクターを、どう表現するか、監督にも相談しましたし、結構悩みました。でも、(横浜流星が演じる)トオルがトオルでいてくれたので、やりやすかった。横浜くんにすごい助けられたなって思っています」と語った。
そんな本作の共演者、横浜流星、清原果耶については「二人ともかわいい子たちですよ」と、おどけて会場を沸かせつつ、「撮影中、カメラが回っていない時はスタッフさんから渡されたスマホでお互い取り合ったりしてましたが、カメラがまわると二人とも切り替えがすごくて。何度か舞台挨拶も一緒にさせていただいているのですが、二人ともトークがしっかりとしていて、(そういうところは)役と似てるのかな、と思いました」と、二人の意外な素顔も明かした。
イベントの終盤ではMCの「自分の好きなセリフを実演してほしい」というムチャぶりに、龍也がトオルにかけた言葉をアレンジし「人生に愛が足んねえな、お前ら」と、客席に向けて実演。会場のファンからは歓声が起こった。人生のタイムリミットもテーマとして描かれる本作にちなみ、「もしタイムリミットを宣告されたら?」という質問には「親に感謝の気持ちを伝えて、仲の良い友達やお世話になった方へ“ありがとう”と伝えたい」と答えた飯島。
最後に飯島は「見る方の年代によっていろんな受け取り方ができる作品。親の目線でも見れるし、いろんなメッセージが込めらてると思います。一度きりの人生、残された時間の中でどう生きていくのか。見ていただいた方に何か一つでも伝わると幸いです」と本作をアピールした。。
2017年に大ヒットを記録した『キセキ -あの日のソビト-』のキャスト・スタッフが再び集結し、実話エピソードを基に、名曲「愛唄」を映画化した本作。本作はGReeeeNがかつて同名タイトルの楽曲を作った時と同じ想いを持って、脚本として参加し、今の時代に伝えるべきメッセージを込めて新たに映像化。彼らのかつての実体験から着想を得て作られた恋の青春物語。恋をすることを恐れていた主人公・野宮透役を横浜流星、ヒロインの運命の少女・伊藤凪役を清原果耶が演じる。
映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』は2019年1月25日(金)より全国で公開!
監督:川村泰祐
出演:横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、中村ゆり、野間口徹/成海璃子/中山美穂(特別出演)、清水葉月、二階堂智、渡部秀、西銘駿、奥野瑛太、富田靖子、財前直見
配給:東映
©2018「愛唄」製作委員会