横浜流星、上白石萌音、杉野遥亮、川村泰祐監督


『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』の完成披露上映会が2月12日(火)に新宿バルト9で行われ、上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星、川村泰祐監督が登壇した。

今回、初めて恋愛映画に挑戦したという主演の上白石は「絶対嘘だと思いました(笑)手違いか、人違いか」と驚きを隠せない様子だったことを明かしたが、実際の撮影では「お二人が紳士。もともと仲がいいのに、私を迎え入れてくださって、なんて器の大きい方だと」と杉野と横浜との共演を振り返ったが、これに杉野は「それだけ言うと、俺と流星が想いあってるみたい(笑)」と返し、会場の笑いを誘った。

劇中では、壁ドンを含めて、“4分に一度胸キュンシーンがある”というほどだが、撮影では苦労もあったようで「この身長差で“ドンっ”てされると胸板なんです」と明かした上白石。杉野も「キスシーンもそうでした」と身長差からさまざまな試行錯誤があったことを明かした。

また、横浜は「(杉野演じる)柊聖がかっこよく決めてくれるので、(横浜演じる)玲苑らしく勢いよく」壁ドンを行ったことを明かし、さらに「壁ドンプラスあごクイとか、ハイブリッド壁ドン」と自信を見せた。そんなお小浜に上白石は「壁ドン早いんですよ。スピード感があって、パワーもあるのでアスリート系だと思います」と明かし、会場は笑いに包まれた。

さらにイベントでは、14日のバレンタインデーにちなんで、上白石がイベント前に作った手作りチョコのために、二人が大きなハート型チョコレートにデコレーションをする対決が行われ、「大切」と書いた杉野に対して、横浜は「大好き付き合って」とストレートに表現。これに上白石は「がんばった痕跡。不器用なりに頑張った(笑)」と横浜のチョコレートを選び、横浜自身も「負けると思った」と驚いている様子だった。

最後に上白石は「寒い季節にいろんな意味で震えながら力を合わせて撮った作品です。緊張はあるのですが、見てくださる方がどうやったらキュンキュンするかなと考えて作った作品です」と本作をアピールした。また、フォトセッションでは、杉野と横浜が“エア壁ドン”を披露し、会場を沸かせた。

2014年に実写映画化され、劇中に登場する「壁ドン」がその年のユーキャン新語・流行語大賞トップ10に選ばれるほど社会的な現象を巻き起こした「L♡DK」が新たなキャストを迎えて帰ってきた。今回描かれるのは、原作コミックの中でも絶大な人気を誇る「玲苑編」。恋人同士となり、ふたりきりのラブ同居をはじめた葵と柊聖。ふたりの関係は、友達にもナイショの関係。そんな中、突然、柊聖のいとこ・玲苑がやってきて、秘密を知られてしまい、まさかの3人同居がスタート!?果たして不器用な3人の恋の行方は―。

【取材・写真・文/編集部】

『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は2019年3月21日(木・祝)より全国で公開!
監督:川村泰祐
原作:渡辺あゆ「L♡DK」(講談社「別冊フレンド」刊)
出演:上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星
©「2019 L♡DK」製作委員会