北山は「ポジティブ」という多部、その理由は「めげない」―『トラさん～僕が猫になったワケ～』初日舞台挨拶にキャスト登壇

『トラさん～僕が猫になったワケ～』の初日舞台挨拶が2月15日（金）にTOHOシネマズ新宿で行われ、北山宏光、多部未華子、平澤宏々路、猫の金時、筧昌也監督が登壇した。

初日を迎えたこの日に行われた舞台挨拶では、登壇者にサプライズで観客約450名が猫耳を装着してお出迎え。さらに北山とWキャスト（！？）さながらに、劇中でもう一方の“トラさん”役を演じた猫の金時も登場した。

「待ちに待った初日です」と挨拶した、本作が映画初主演となる北山。また、周囲からの声も届いているようで、「Hey! Say! JUMPの薮（宏太）が『一緒に見に行こう』って誘われました（笑）」と明かすと、多部は「いつ頃行くんですか？」「都内？」と次々と質問し、これに北山は「スケジュールばらすんですか？（笑）」とタジタジの様子。

撮影中も北山を中心に和気あいあいとしたムードだったことを明かすキャストたちだが、平澤は「北山さんが毎朝ジュースを片手に入って来てたんです。何を飲んでたのかな」と質問を投げかけると、北山は「タピオカミルクティーでした。ネットで頼んだのを冷蔵庫に入れておいた」と1か月間の撮影期間を振り返った。

さらに多部は、北山に「すごい人です。楽しい雰囲気を作ってくれる。あと、やたらポジティブ」と明かすと、これに平澤も「ポジティブ！」と同意。その理由を「いじくりまわしてもめげないというか。いろいろ言っても、『またまた～』ってなる」と明かし、北山は「冗談なのかと思っていました」と答え、多部は「ほら（笑）」と返し、キャスト同士の仲の良さを窺わせた。

ある日突然死んだ男が猫の姿で家族の元に戻ってくるという、ファンタジーな世界観と温かいストーリーで人気を博した板羽皆による漫画「トラさん」（集英社マーガレットコミックス刊）を実写映画化した本作。主人公のいい加減で能天気な売れないマンガ家・高畑寿々男を演じるのは、本作が映画初出演にして、映画初主演となるKis-My-Ft2の北山宏光。トラ猫のトラさんという“二役”を担い、スクリーンデビューを鮮やかかつチャーミングに演じる。妻・奈津子には、多部未華子、娘・実優に平澤宏々路。さらには、飯豊まりえ、富山えり子、要潤、バカリズムと個性豊かなキャスト陣が集結、筧昌也がメガホンをとる。

【取材・写真・文／編集部】

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