3月1日(金)・2日(土)に公開される映画をピックアップして紹介。今週は、第91回アカデミー賞で作品賞を含む3部門受賞の『グリーンブック』、高橋一生&川口春奈による奇跡の純愛ラブストーリー『九月の恋と出会うまで』、ドラえもん史上最大のSF冒険ファンタジー『映画ドラえもん のび太の月面探査記』などが登場する。
『グリーンブック』(3月1日(金)公開)
1962年、人種差別が色濃い時代。粗野で無教養だけれど人間的魅力に溢れるトニー・リップは口のうまさと機転の良さを買われ、ホワイトハウスでも演奏したこともある黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリーに、南部ツアーのための運転手兼用心棒として雇われる。偏見と差別が根強い南部でドクターが安全に旅をするために欠かせないもの、それは黒人が利用できる宿を記した旅行ガイドブック<グリーンブック >。トニー・リップ役をヴィゴ・モーテンセン、ドクター・シャーリー役をマハーシャラ・アリが演じる。2月24日[現地時間]に行われた第91回アカデミー賞では、作品賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、脚本賞の3部門を受賞。1月に行われた第76回ゴールデングローブ賞でも作品賞(ミュージカル・コメディ)、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、脚本賞を受賞しており、まさに話題沸騰中の作品だ。
監督:ピーター・ファレリー
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ
配給:ギャガ
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『九月の恋と出会うまで』(3月1日(金)公開)
愛する人のために―、一途な想いが時空を超えた、奇跡の純愛ラブストーリーが誕生した。小説家を目指している営業マンで、マンションの隣人・志織と一緒に未来から聞こえる声の主を探すことになる平野進役を演じるのは、『嘘を愛する女』『blank13』など注目の出演作品が後を絶たない、本作が恋愛映画初主演となる俳優・高橋一生。部屋の壁から「1年後の未来にいる」と言う男の声に話しかけられ、現在の平野を尾行することになるOL・北村志織役を演じるのは、『好きっていいなよ。』『一週間フレンズ。』『クリーピー 偽りの隣人』など幅広い役で活躍を続ける川口春奈。andropによる主題歌「Koi」が心にしみわたる。
監督:山本透
出演:高橋一生、川口春奈、浜野謙太、中村優子、川栄李奈、古舘佑太郎、ミッキー・カーチス
配給:ワーナー・ブラザース映画
©松尾由美/双葉社 ©2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会
『移動都市/モータル・エンジン』(3月1日(金)公開)
物語の舞台は「60分戦争」の1700年後の世界。人々は地上を這う巨大な移動型都市に住み、他の都市を喰うことによって資源を奪いながら生活している。とある目的を果たすため移動都市ロンドンに潜入した少女ヘスターは、青年トムに出会い、街の強欲な主導者と、彼らに反発し今一度地上に戻ろうとする人々との壮大なバトルに身を投じる。ヘスターの勇敢な冒険と、息をのむように雄大な世界観が圧巻の映像美で展開するアドベンチャー超大作。主人公の少女へスターを新鋭女優ヘラ・ヒルマー、青年トムをロバート・シーハンが演じるほか、ヒューゴ・ウィーヴィング、スティーヴン・ラングらが共演。
監督:クリスチャン・リバース
出演:ヘラ・ヒルマー、ロバート・シーハン、ヒューゴ・ウィーヴィング、レイア・ジョージ・ドノフリオ、イ・ジヘ、ローナン・ラフタリー
配給:東宝東和
© Universal Pictures
『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(3月1日(金)公開)
ドラえもん史上最大のSF冒険ファンタジーである本作は、太古から人類を魅了して止まない、神秘的でロマン溢れる“月”が舞台。ドラえもんたちの新たな冒険が幕を開ける―。シリーズ39作目となる本作の脚本を担当したは、本作で初めて映画の脚本を務めた“ドラえもんの大ファン”を公言する直木賞作家の辻村深月。監督は『新・のび太の日本誕生』(2016)の八鍬新之介が初のオリジナル脚本の監督に挑む。ゲスト声優には広瀬アリス、中岡創一(ロッチ)、高橋茂雄(サバンナ)、柳楽優弥、吉田鋼太郎ら豪華キャストが集結。さらに主題歌は新進気鋭のアーティスト平井大が務める。
監督:八鍬新之介
声の出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、皆川純子、広瀬アリス、中岡創一(ロッチ)、高橋茂雄(サバンナ)、柳楽優弥、吉田鋼太郎
配給:東宝
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