世界中の映画祭で話題沸騰となった青春ゾンビミュージカル『アナと世界の終わり』の予告編が解禁された。
本作は、思春期の高校生たちの葛藤と成長を描いた青春ストーリー。高校生のアナは、イギリスの田舎町で父と二人暮らし。パッとしない毎日を送り、町から抜け出すことばかり考えていたあるクリスマスの朝、アナは幼馴染のジョンと学校に向かっていると、ゾンビ化したスノーマンに遭遇―。果たしてアナと仲間たちは、ゾンビに蝕まれたこの田舎町から脱出することはできるのか―。鬱屈した日々を過ごす“負け組”高校生たちが、歌って踊って暴れまくる<青春ゾンビミュージカル>が、いよいよ日本に上陸する。
今回解禁された予告編では、本作の特徴である「ゾンビ」×「ミュージカル」がしっかりと収められている。アナが歌って踊って通学するシーンでは、「やっと目が覚めた!ずっと死んでいた」と彼女の気持ちを軽快なメロディーにのせて歌っており、ミュージカル映画の王道をいく・・・と思いきや、その背後ではゾンビが徘徊するなど、日常と終末のギャップを巧みに表現している。まさに、エドガー・ライト監督『ショーン・オブ・ザ・デッド』で主人公がゾンビに気づかず毎朝のルーティンをこなすシーンを彷彿とさせる。
さらに、父を助けようとするアナを励ますクラスメイトたち、彼らの想いに答えようとするアナのやり取りが胸アツな青春ストーリーも注目のひとつ。そんな本作のパニック&ハッピーのギャップは、とにかく新鮮だ。また、スマホが絡んだ数々の描写も今風だ。スマホのカメラ機能を駆使して外の様子をうかがったり、緊急事態にも関わらずスマホにしがみつく姿はとても現代的。極めつけはSNSで世界的人気ミュージシャンのジャスティン・ビーバーがゾンビになったとシェアされる始末。アナが暮らす町だけでなく世界中がウイルス感染でパニックになっている様子も捉えられ、コミカルな描写にも期待が高まる。
予告編
映画『アナと世界の終わり』は2019年5月31日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で公開!
監督:ジョン・マクフェール
出演:エラ・ハント、マルコム・カミングス、サラ・スワイヤー、クリストファー・レボー、ベン・ウィギンス
配給:ポニーキャニオン
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