アニメ「デジモンアドベンチャー」シリーズの劇場版最新作『劇場版デジモンアドベンチャー(仮題)』が来年初春に公開されることが決定し、併せて超特報映像と超ティザービジュアルが解禁された。
「デジモンアドベンチャー」は、1997年6月に発売されて大ヒットを記録した携帯ゲーム「デジタルモンスター」を発祥とした人気アニメーションシリーズ。1999年3月6日に劇場版第1作『デジモンアドベンチャー』が公開され、翌日3月7日にTVシリーズ「デジモンアドベンチャー」の放送が開始された。長年にわたって愛されてきた「デジモンアドベンチャー」が2019年、ついに20周年を迎える。昨年7月に行われたファンイベント「デジモン感謝祭2018」で映画の制作が発表され、年末の「ジャンプフェスタ2019」では「デジモンアドベンチャー」の“選ばれし子どもたち”8人が大人になった姿のキャラクターデザインが解禁された。
今回、超特報映像と超ティザービジュアルが解禁された。映像は、TVアニメ「デジモンアドベンチャー」で描かれた、それぞれのキャラクターたちのひと夏の映像が、大人になった太一(CV:花江夏樹)のモノローグとともに映し出されていく。そして本作のプロデューサーである木下陽介(東映アニメーション)が「これまでの20年間でデジモンと出会った人へ」と語る通り、シリーズ20周年という節目に、すべてのデジモンファンへ贈られる一作であることが伝えられる。アグモンの「ねぇ太一、明日は何するの?」という一言は、いったい何を意味するのか。また、八神太一役の花江夏樹、アグモン役の坂本千夏ほか、ボイスキャストとして『デジモンアドベンチャー tri.』シリーズの声優が続投することが決定している。
木下陽介(プロデューサー)コメント
20周年という節目に、どんなデジモンを?これは難題だなあ、と思いました。ただ1つ、最初に決めたことは、「劇場版」をやろうということでした。その時は、単純に作画だとか映像クオリティ面を意識した言葉でしたが、「劇場版」とは?を解いていくと、一本のフィルムに濃縮されたエンターテインメント性だったり、色々な意味合いがあり、今も迷ったときに何をすべきか?自然と立ち返る大きな柱になっています。何を言いたいかというと、90分程度の時間、観ている人をスクリーンに釘付けにさせて、あー、面白かった!って帰ってもらいたい。我々はそこを目指して走っています。これまでの20年間でデジモンと出会った人へ。そして、はじめてデジモンと出会う人にも。絆の物語を届けます。
超特報映像
また、シリーズ20周年企画として、謎解きアトラクションが楽しめる「なぞともカフェ」とのコラボレーション第2弾の開催や、バーチャル・シンガー「初音ミク」とのコラボレーション企画が決定。
20周年を迎えたアニメ「デジモンアドベンチャー」と、バーチャル・シンガー「初音ミク」とのコラボレーションが決定し、コラボビジュアルが解禁された。イラストを担当したのは、「デジモンアドベンチャー tri.」でキャラクターデザインを務めた宇木敦哉。
宇木敦哉(イラスト)コメント
「デジモンアドベンチャー」20 周年おめでとうございます!今回のイラストは『tri.』の一番最初のキービジュアル(子どもたちが空に浮かんでいる)のイメージで、初音ミクとアグモンがいるというオーダーでした。そこに太一のゴーグルと、デジモンたちとの絆の象徴であるデジヴァイスを加えて、さらには、名曲「Butter-Fly」を想起させるように、蝶が舞っていたりします。蝶の羽の柄がほんのりデジモンチックになってるのがポイントです。
また、デジモン×謎解き第2弾の開催が決定した。今度の敵は、ラスボス・アポカリモン。昨年開催された第1弾に続き、本格的な謎解きアトラクションが楽しめる「なぞともカフェ」とのコラボレーションの第2弾。第1弾のピノッキモンに続いて、主人公・太一をはじめ8人の選ばれし子どもたちとパートナーデジモンの前に立ちはだかるのは、テレビアニメのラスボス・アポカリモン。世界滅亡の危機に真っ向から立ち向かう子どもたちを助けるため、繰り広げられる謎を解かなければならない、謎解きアトラクション専用ルーム内で繰り広げられるミッションストーリー。
「デジモンアドベンチャー in なぞともカフェ」の詳細は 特設サイトにて。
映画『劇場版デジモンアドベンチャー(仮題)』は2020年初春に公開!
声の出演:花江夏樹(八神太一)、坂本千夏(アグモン)、細谷佳正(石田ヤマト)、山口眞弓(ガブモン)、三森すずこ(武之内空)、重松花鳥(ピヨモン)、田村睦心(泉光子郎)、山田きのこ(パルモン)、吉田仁美(太刀川ミミ)、竹内順子(ゴマモン)、池田純矢(城戸丈)、櫻井孝宏(テントモン)、榎木淳弥(高石タケル)、松本美和(パタモン)、M・A・O(八神ヒカリ)、徳光由禾(テイルモン)
©本郷あきよし・東映アニメーション