『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』の初日舞台挨拶が3月8日(金)にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、関智一、塩谷直義監督、さらにサプライズで梶裕貴、中村悠一が登壇した。

この日、公開初日を迎えた劇場版アニメ三部作の3作目となる「Case.3 恩讐の彼方に__」。舞台挨拶には、狡噛慎也役の関智一、本作で監督を務めた塩谷直義が登壇。さらに舞台挨拶ではTVアニメ第三期『PSYCHO-PASS サイコパス 3』の制作決定が発表され、メインキャラクターとなる公安局刑事課一係の監視官2人として、慎導灼(しんどう・あらた)役の梶裕貴、炯(けい)・ミハイル・イグナトフ役の中村悠一がサプライズ登壇した。

本作「Case.3」について、「Case.2アフレコの頃、ちょうどCase.3のシナリオ制作が佳境の時だったんですが、塩谷監督から、“Case.3のシナリオを制作するにあたり、狡噛ならどういうリアクションをとると思うか”など、聞いてきてくださって、僕=狡噛という風に捉えてくださっていて、とても嬉しかったです」と喜びをあらわにする関。

それに対して塩谷監督は「Case.3を制作するにあたり、戦闘シーンの研究も兼ねて、軍事的レクチャーを受けに訓練施設に行きました。そこには元自衛隊の方や元警視庁特殊部隊の方がおられ、こういうシーンにはどういう戦術がいいか、耐えうるシュミレーションプランを教えていただきました。そのおかげで、本格的な戦闘シーンが描けたと思います」とリサーチを重ねたことを明かした。

さらに舞台挨拶ではTVアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」第三期の制作が発表され、サプライズ登壇した梶は、参加が決定したことについて「以前、『PSYCHO-PASS サイコパス』のゲーム版に出演させていただいたのですが、僕自身とても好きな世界観の作品だったので、今回の第三期に参加できることになりとても嬉しかったです」と語った。

同じく第三期に出演が決定した中村は「参加させていただく前からとても楽しみでした。アフレコがすでに始まっているんですが、現場のモチベーションが高く、収録もハードで疲れるのかなと思っていましたが、とても楽しく演じさせていただいています」と期待させた。

人間の心理状態を数値化し管理する近未来社会を舞台に、正義を問われる警察機構を描くオリジナルSFアニメーション「PSYCHO-PASS サイコパス」。2012年にTVアニメが放送開始され、2015年1月には『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』が公開。そして、霜月×宜野座、須郷×征陸、狡噛にフォーカスした劇場アニメ3作品が連続公開される。物語の舞台は、約100年後の日本とアジア―。その現在、過去、未来に起きる事件が語られる。事件に立ち向かうのは、規定値を超えた〈犯罪係数〉を計測された〈執行官〉たちと〈シビュラシステム〉が適性を見出したエリート刑事〈監視官〉たち。これまで語られていなかったミッシングリンクがついに紐解かれる。

『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』ポスタービジュアル

映画『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』は2019年1月25日(金)より連続公開!
『Case.1 罪と罰』1月25日(金)公開
『Case.2 First Guardian』2月15日(金)公開
『Case.3 恩讐の彼方に__』3月8日(金)公開
ストーリー原案・監督:塩谷直義
配給:東宝映像事業部
©サイコパス製作委員会