シアーシャ・ローナン×マーゴット・ロビーが激動の16世紀英国を生きた女王を演じる『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』のシアーシャ・ローナンのインタビュー映像が解禁された。
スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベスI世の波乱に満ちた人生を描いた本作。恋愛、結婚、出産を経験し、若く美しく自信にあふれたメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。誰よりも理解し合えたはずの孤独な若き女王たちは、従姉妹でありながら恐れ合い、それぞれ陰謀渦巻く宮廷の中で運命に翻弄され戦う―。メアリー・スチュアートのもって生まれた高潔さ、激情をシアーシャ・ローナンが鮮烈に演じ、エリザベスI世の気高さ、繊細さ、孤独を マーゴット・ロビーが緊張感をもって体現する。これまでに語られてきた常識を覆す、新しい英国王室の物語が誕生した。
今回解禁されたインタビュー映像では、シアーシャがオファーを受けてからの役への準備、女王の苦悩、人間性、印象的なシーン、撮影中のエピソードについて語っている。オファーを受けてから撮影までの5年間は、「エリザベスや宮廷について勉強したの。私の人生にも影響を受けた」と振り返り、原作については、「これまで(メアリーとエリザベスの)二人の話は誤解されて伝えられてきた。(この映画で)実際に何があったか知ってもらえると思う」と語っている。
そして、二人の女王の関係と現代女性については、「彼女たちは支え合う方法を探っていたの。映画業界でも、キャリアの頂点にいるリース・ウィザースプーンとニコール・キッドマンが一緒に番組(「ビッグ・リトル・ライズ」)を製作して、すばらしいものをつくった。それはメアリーたちが求めていた関係よ」と明かしている。
また、女王二人の対面シーンについては、「リハーサルの時も顔を合わせず、あの時初めて(マーゴット)と顔を合わせたの。目が合うとお互い涙が込み上げ、体が震えたの」と、感動の瞬間だったことが感じられる。撮影中の思い出について「自分たちのことをルネサンス時代のスパイス・ガールズだと思って、『ワナビー』を歌ったりして遊んでた」と楽しそうに話した。
最後には観客へのメッセージとして、「国を治める権力者(二人の女王)にも悩んでいたことがあり、人間らしい部分があって、苦労していたから、共感できると思う。」と、女王たちへの理解を求めた。
インタビュー映像
映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は全国で公開中!
監督:ジョージー・ルーク
出演:シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー、ジャック・ロウデン、ジョー・アルウィン、ジェンマ・チャン、マーティン・コムストン、イスマエル・クルス・コルドバ、ブレンダン・コイル、イアン・ハート、エイドリアン・レスター、ジェームズ・マッカードル、デヴィッド・テナント、ガイ・ピアース
ユニバーサル作品 配給:ビターズ・エンド、パルコ
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