実話に基づく衝撃作『공작(原題)』が『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』の邦題で7月19日(金)より公開されることが決定した。
本作は、1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態がたかまるなか、北への潜入捜査を命じられた実在のスパイ、黒金星(ブラック・ヴィーナス)による緊迫感溢れる工作活動と、命を賭けてまで尽くした祖国の闇に気づき苦悩する姿を描く衝撃のサスペンスドラマ。対北工作員の黒金星をファン・ジョンミン、北朝鮮の最高位層の人物リ・ミョンウン役をイ・ソンミン、韓国の国家安全企画部室長として工作戦の総責任者チェ・ハクソン役をチョ・ジヌン、北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテクをチュ・ジフンが演じる。
派手なアクション、目まぐるしい追撃戦など、我々がよく知るハリウッドスパイ映画の“アクションヒーロー”とは一線を画す、徹底的に熾烈なまでの心理戦を描いた新たなスパイ映画だけあって、個性と演技力を兼ね備えた韓国を代表する俳優たちが結集している。『哭声/コクソン』、『アシュラ』など、韓国ジャンル映画において忘れることのできない俳優ファン・ジョンミンが演じるのは対北工作員の黒金星(ブラック・ヴィーナス)。北朝鮮の最高位層の人物リ・ミョンウン役に映画やドラマ問わず彼が演技をした瞬間、観客がキャラクターの存在理由を信じてしまう名優イ・ソンミン。韓国の国家安全企画部(現在の国家情報院)室長として工作戦の総責任者 チェ・ハクソン役は、これまでの既存の作品とはまた一味違った姿で演技の変身をはかる『お嬢さん』のチョ・ジヌン。北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテクを演じるチュ・ジフンは『アシュラ』で共演したファン・ジョンミンとは北と南という関係で再会する。
ストーリー
1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態がたかまるなか、軍人だったパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は北の核開発の実態を探るため、コードネーム黒金星(ブラック・ヴィーナス)という工作員として北朝鮮に潜入する命令を受ける。事業家に扮したパクは3年にもおよぶ慎重な工作活動の末、北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長(イ・ソンミン)の信頼を得ることに成功し、北朝鮮の最高国家権力である金正日と会うチャンスをものにする。しかし1997年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、自分が命を賭けた工作活動が無になることを知り、パクは激しく苦悩する。果たして彼は祖国を裏切るのか、それとも国が彼を切り捨てるのか。また北朝鮮はパクの工作に気づくのか―。
映画『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』は2019年7月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国で公開!
監督:ユン・ジョンビン
出演:ファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、チュ・ジフン
配給:ツイン
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