乃木坂46・堀未央奈初主演×山戸結希監督最新映画『ホットギミック』の正式タイトルが『ホットギミック ガールミーツボーイ』に決定し、併せて特報映像とポスタービジュアルが解禁された。
ただの甘いラブストーリーではなく、十代の揺さぶられる心とヒリヒリした肌感覚を描く本作。映画界期待の新鋭・山戸結希が青春映画の新たなスタンダードを生み出す。主人公の初と、同じ社宅に住む幼馴染の亮輝、梓、そして兄の凌。“本物の恋”を求めて三種三様の王道の恋愛が展開され、若い読者には少し背伸びをした内容も入り混じったストーリー。3人の男性との恋に揺れ動く主人公・成田初を乃木坂46の堀未央奈、幼馴染・橘亮輝を清水尋也、もう一人の幼馴染・小田切梓を板垣瑞生、初の兄・成田凌を間宮祥太朗が演じる。
今回、本作の正式タイトルが『ホットギミック ガールミーツボーイ』に決定した。サブタイトル「ガールミーツボーイ」とは、「お決まりの恋物語」という意味も持つ「ボーイミーツガール」を反転させた言葉で、少女が主人公であることを強調している。少女が片想いをして相手のために努力して両想いになってハッピーエンド、という王道の恋愛映画で描かれる恋ではなく、恋愛における、新しい青春映画を届けたいという山戸監督の想いが込められています。
併せて解禁された特報映像では、登場人物それぞれの生きづらさや葛藤を吐露したセリフ回しと胸に迫る音楽で、知らぬ間に大人になっていく自分に戸惑いながら焦燥感を抱いている10代のリアルな心情を表現している。山戸監督から生まれた力強い言葉たちが、若者のみならず大人にも鮮烈に突き刺さる。また、シーンの切り替えに写真を挟むことで、一瞬時が止まったような、まるで青春の1ページを切り取ったような瞬間を演出したり、ドローンを使って風景や人物を俯瞰的に映すことによって、より映画の世界への没入感を高めている。使用されている音楽は、『溺れるナイフ』『21世紀の女の子』に続いて山戸監督とタッグを組む坂本秀一による劇伴。音楽と言葉と映像が融合された、山戸監督ならではの世界観を垣間見ることができる映像となっている。
山戸結希(監督)コメント
『ホットギミック』を映画化するにあたり、サブタイトルを、『ガールミーツボーイ』と、添えさせていただきました。恋愛物語における永らくの代名詞であった、「ボーイミーツガール」を反転する、「ガールミーツボーイ」としての芸術を、描いてみようと決めていました。自分自身の主体性を奪われる恋ではなくて、自分自身の主体性を知るための恋が、もしもこの世にあるのなら、そのようなものをこそ、今新しく生まれる青春映画に映し出してみたいという念願がありました。“ホットギミック ガールミーツボーイ”、孤独な少女の漂流譚を、ぜひ、お楽しみにされてください。
特報映像
映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』は2019年6月28日(金)より全国で公開!
監督・脚本:山戸結希
原作:相原実貴「ホットギミック」(小学館「Betsucomiフラワーコミックス」刊)
出演:堀未央奈、清水尋也、板垣瑞生/間宮祥太朗、桜田ひより、上村海成、吉川愛、志磨遼平、黒沢あすか、高橋和也、反町隆史、吉岡里帆
配給:東映
© 相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会