『バンブルビー』の公開記念舞台挨拶が3月23日(土)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、土屋太鳳、志尊淳、木村良平、悠木碧、濱野大輝、土屋神葉が登壇した。
3月22日(金)に公開された本作だが、今回行われた舞台挨拶には、チャーリー役の土屋太鳳、メモ役の志尊淳、アニメ版ではおなじみでありながらも実写版では初となるバンブルビーの声を演じた声優の木村良平、かねてより「トランスフォーマー」シリーズの尋常ならざるファンを公言しており、バンブルビーを追い詰める敵・シャッター役の悠木碧、ドロップキック役の濱野大輝、チャーリーが密かに思いを寄せる同級生・トリップ役の土屋神葉が一堂に会した。
この舞台挨拶で初めて会うキャストもいるという土屋は「本当に感動です!」と興奮気味に語り、特に悠木には「初めて声の演技をさせていただいたときにご一緒させていただいて、舞台や映像で悩んでいるときにも悠木さんの作品を拝見した」と明かし、これに悠木も「うれしいです!こちらこそ、(土屋は)テレビをつけたら見ない日はない。お芝居への取り組み方も勉強になることが多かった」とお互いの気持ちを明かした。
また、志尊が「役へのアプローチをどうやっているのか気になる」と口にすると、木村は「声でバランスをとることが大事。主人公がこの感じで行くなら、このキャラクターは太いとか、軽いというのは現場で一緒に作っていく」と明かし、これには土屋や志尊だけではなく、ほかの登壇者も聞き入った。
先日行われたジャパンプレミアで、自身が演じたチャーリーとの似ている点として「弟を利用するところが似ている」と明かした土屋太鳳だが、弟である土屋神葉に対して「実際は?」という質問があがり、土屋神葉は「こちらとしては、“おいしいものを食べたいな”というときに、姉に『お肉食べない?』と言って連れて行ってもらっているので、持ちつ持たれつです」と明かし、仲の良さを窺わせた。
さらに舞台上では、劇中のチャーリーとバンブルビーのワンシーンを、土屋太鳳とバンブルビーが再現。そしてバンブルビーの声もその場で木村があてるという豪華なものとなり会場からは大きな歓声が寄せられた。
最後に土屋太鳳は「見てくださる方の心に何かが芽生える物語です。バンブルビーの世界を通して、勇気や元気を感じてくれたらうれしいです」とメッセージを送った。
本作は世界的大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』初となるスピンオフ作品。主人公は、シリーズきっての人気キャラクター・バンブルビー。舞台は、シリーズ一作目となる『トランスフォーマー』(2007)でバンブルビーがサムと出会う以前の1980年代にさかのぼり、これまで語られることの無かったエピソードが初めて明かされる。傷ついたバンブルビーと、自分の居場所を見つけられない思春期の少女チャーリーとの運命的な出会いを描いた本作。チャーリーを演じるのは同世代の観客の熱烈な支持を集めるヘイリー・スタインフェルド。監督は、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(2016)のトラヴィス・ナイトが実写映画監督デビューを果たす。
【取材・写真・文/編集部】
映画『バンブルビー』は2019年3月22日(金)より公開!
監督:トラヴィス・ナイト
出演:ヘイリー・スタインフェルド、ジョン・シナ、ジョージ・レンデボーグJr.、ジョン・オーティス、ジェイソン・ドラッカー、パメラ・アドロン、ステファン・シュナイダー
配給:東和ピクチャーズ
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