『翔んで埼玉』の浦和レッズ観戦上映が3月21日(木)にユナイテッド・シネマ浦和にて行われ、宇賀神友弥選手、山田直輝選手、森脇良太選手が登壇した。
2月22日に全国319スクリーンで公開され、大ヒットとなっている本作。公開から1か月を迎えるこの日、埼玉県さいたま市のユナイテッド・シネマ浦和にて、同市をホームタウンとする浦和レッドダイヤモンズの選手との観戦上映が行われた。イベントには、宇賀神友弥選手、山田直輝選手、森脇良太選手の3名が登壇し、さらにMCには元浦和レッズ選手の水谷猛が務め、劇場には浦和レッズのサポーターが大勢来場し、赤色のユニフォームが劇場を埋め尽くした。
宇賀神選手は「凄く面白かったです、埼玉県出身の僕としてはめちゃくちゃ面白かったですし、埼玉県人としてこの映画を見て誇りを持たなくてはいけないなと、感じさせていただきました」と語り、山田選手も「この映画は、埼玉県人の人たちは優越感を持って観れる作品だと思います!田舎過ぎず、都会過ぎずで一番住みやすい所が埼玉県で埼玉の良さが描かれている作品だと思います」と埼玉で育ってきた誇りを感じている様子。
また、森脇選手は「おもしろい!僕自身は広島出身で、埼玉県の詳しい地名までは分かりませんでしたが、楽しく観させていただきました」と埼玉出身ではなくても楽しめることを語った。
そして、劇場にお忍びで観戦上映を観に来ていた、武内英樹監督が一般席からサプライズで登場。武内監督は「浦和で観れてすごい光栄ですし、楽しかったです。でも浦和の方達が笑いすぎていて、そんなに面白かったのかな、と驚きました。正直公開直後は、埼玉県の方々に楽しんで観てもらえないのでは、と心配していましたが、埼玉県の方々はとても寛容で、こうやってたくさん笑っていただけていてよかったです」とコメントし、MCの水内から「第2弾はお考えなんですか?」という質問に対し、武内監督は「興行収入が40億いったらかな」冗談を交えて答えた。
さらに、3月30日にはJリーグの浦和レッズとFC東京との対決が行われるが、映画のストーリーと現実が重なった試合がさいたまスタジアムにて開催される。その戦いにむけて、浦和レッズのトレードマークである赤色のジャケットを羽織った埼玉県人・麻実麗役のGACKTから、選手・サポーターへサプライズVTRが届き、大きな歓声と拍手が会場を包んだ。
GACKTからは「翔んで埼玉、いかがだったでしょうか、壮大な茶番劇楽しんで観ていただけましたか?3月30日は、さいたまスタジアムでFC東京戦を迎えるそうですが、埼玉の意地と誇りを見せていただけることを楽しみにしています」と応援のコメントが送られ、選手・サポーター一同喜びの声が会場から上がった。
その30日の試合について、宇賀神選手からは「小さい頃から浦和レッズの試合を見ていて、選手たちが入場してくるあのシーンが一番かっこいいんですよ。そして一番集中するところでもあるんです。その大事な場面で僕は、埼玉ポーズをしながら入場します」と宣言が飛び出し、2019年の流行語大賞は『翔んで埼玉』を掲げ、現「さいたまスタジアム」を新「翔んで埼玉スタジアム」に改名し、浦和レッズのホーム試合が「翔んで埼玉スタジアム」で行える日が来るのでは・・・と最後まで映画『翔んで埼玉』を盛上げ会場内終始笑いと熱気に包まれたイベントとなった。
埼玉県人への徹底的なディスリが強烈なインパクトを放つ本作。東京都知事の息子であり、東京屈指の名門校の生徒会長である壇ノ浦百美(二階堂ふみ)と、アメリカ帰りの帰国子女・麻実麗(GACKT)。見るからに東京都民の麗は、実は通行手形の撤廃を求める埼玉解放戦線のメンバーだった。埼玉県人の自由と誇りを手にするため、関東一帯を巻き込んだ戦いには埼玉に対立する千葉解放戦線リーダー・阿久津翔(伊勢谷友介)や、伝説の埼玉県人・埼玉デューク(京本政樹)も登場。邦画史上最大の茶番劇がついに劇場で繰り広げられる。
映画『翔んで埼玉』は全国で公開中!
監督:武内英樹
出演:二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌(友情出演)/中尾彬/間宮祥太朗、加藤諒、益若つばさ、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、京本政樹
配給:東映
©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会