世界中の映画祭で話題を呼んでいる『ウィーアーリトルゾンビーズ』の予告編が解禁された。
第33回サンダンス映画祭(ショートフィルム部門)にて短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』が日本映画初のグランプリを獲得した長久允監督の長編デビュー作。物語の主人公であり、劇中バンド<リトルゾンビーズ>を演じるのは、二宮慶多、中島セナ、水野哲志、奥村門土。4人の新しい才能の発掘により、瑞々しくもかつてない少年少女像が誕生した。また、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、初音映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏など日本を代表する豪華名優たちが集結。「音楽を通じて成長する子どもたち」といった普遍的な物語を、まるで冒険RPGゲームを想起させるかのようなギミック満載の映像表現や、天性のリズム感で放たれ続ける台詞回しなど、その独創的スタイルが観るものの想像力を掻き立てる。
今回解禁された予告編は、「先週、僕の両親がバス事故で死にました」という主人公ヒカリを演じる二宮慶多の衝撃的な言葉から始まる。同じく両親を亡くしたイシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)、イクコ(中島セナ)と偶然出会い、バンド「リトルゾンビーズ」を結成。そんな衝撃的な背景を持つバンドに取り巻きの大人たち(池松壮亮など)が熱狂していく様や、その様子にどこか冷めた視線を向ける4人の子供たちの姿が、ポップで疾走感ある映像で綴られていく。「生きてるくせに、死んでんじゃねえよ」と胸を打つ言葉が、明るい色彩、スタイリッシュでポップな楽曲の中で際立つ。映像冒頭には、本年度のサンダンス映画祭審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞し、喝采を浴びる長久允監督の姿も映しだされており、まさに世界中から熱い視線が向けられている本作に相応しい映像に仕上がっている。
予告編
映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』は2019年6月14日(金)より全国で公開!
脚本・監督:長久允
出演:二宮慶多、水野哲志、奥村門土、中島セナ、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、初音映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏
配給:日活
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