アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞『フリーソロ(仮題)』が今秋に公開されることが決定した。

ナショナル ジオグラフィック ドキュメンタリー フィルムズ製作による本作は、ロープや安全装置を使わずに素手で登る“フリーソロ”の第一人者アレックス・オノルドが、カリフォルニア・ヨセミテ国立公園にある970メートルの高さを誇るエル・キャピタンに挑む様子を描く。オープニング成績は30万804ドルで公開週末の1館あたりの平均興収は公開当時の劇場公開作品の中で2018年最高の記録を記録し、ドキュメンタリー作品としては『不都合な真実』(2006)を破り全米歴代最高の新記録の樹立。その後も批評家や一般ユーザーの猛烈な支持を集め、公開19週目にして興収1600万ドルを突破し、ドキュメンタリーのヒット年といわれる2018年公開作品の中で最高興収を打ち立てている。

さらに本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門での受賞をはじめ、2018年のトロント国際映画祭観客賞(ドキュメンタリー部門)、2019年の英国アカデミー賞ドキュメンタリー部門を受賞、全世界で45賞ノミネート、19賞受賞の快挙を成し遂げた。また全米NO.1レビューサイト“ロッテントマト”では99%フレッシュという驚異の支持率を獲得し、ドキュメンタリー作品として世界各地でスマッシュヒットを記録。イギリスでは歴代15位(興収約200万ドル)、オーストラリアでも歴代トップ10(興収100万ドル超)となっている。

監督は前作『MERU/メルー』が好評を博したエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チン。人類史上最大の偉業に挑む姿を臨場感あふれるカメラワークで見事に撮影し、クライミング映画の枠を超えた人間の極限に迫る作品を作り上げた。

ストーリー

アメリカ・カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園。アレックス・オノルドはそこにある970メートルの高さを誇るエル・キャピタンの岩肌を登るという生涯の夢を実現するため準備を始める。しかも、ロープなし・道具なしのフリーソロだ。他に類を見ない世界で最も偉大な功績と称されるこの挑戦は、究極の選択を突きつけてくる。成功か死か―。幾度の失敗と練習を重ね、2017年6月3日、人類史上最大の挑戦に挑む―。

映画『フリーソロ(仮題)』は2019年秋に新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開!
監督・製作:エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン
出演:アレックス・オノルド
配給:アルバトロス・フィルム
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