崎山つばさセカンド写真集「THE RAW」発売記念イベントが4月6日(土)に都内で行われた。

今年はミュージカル『刀剣乱舞』~三百年の子守唄~の再演で石切丸役を好演し、初主演映画『クロガラス1・2』の連続公開、さらに来月からは初主演舞台「幕末太陽傳 外伝」が控えており、ますます活躍の場を増している崎山つばさ。そんな彼にとって20代最後となる写真集「THE RAW」は、その言葉が意味する崎山つばさの“生”な部分を存分に堪能できる一冊。撮影は写真家・笠井爾示が担当し、ロケ地には“神の住む島”と言われる加計呂麻島を含む奄美群島が選ばれた。本人が強く希望した雄大な大自然の中に溶け込む姿、そして役を演じるいつもの姿とは違ったホテルのプライベートゾーンでのくつろいだ表情は必見だ。

「まさか人生で二度目の写真集を出せるとは思わなかった」と喜びを口にした崎山。本作では“人生初”という奄美大島での撮影が行われたが、「趣味が神社巡り」ということもあり、もともと予定になかった加計呂麻島にある神社に行くなどリフレッシュもできたという。また、撮影で訪れた滝つぼでは、「川に手を入れたら湯気が出た」という体験をしたといい、「スピリチュアルな感覚を味わいました」と笑顔で語った。

お気に入りの写真は、温泉でどこかを見つめている一枚だが、自身でも「どこを向いているのか分からない」と振り返り、「子どもの頃のアルバムを開くと、“なんでこの写真があるんだろう”っていうのが結構ある。その時の自分の生活のすべてがそこに出ている」と語り、本作のタイトルでもあるTHE RAW=生にちなんで、「生の部分を見てもらいたい」と語った。

「生の部分がたくさん詰まっている」と崎山自身が語る写真集だが、プライベートでは「家が好き」といい、「パーソナルスペースにTVのリモコンがあったり、お菓子や本があったり」と明かしつつ、“家から出ない?”という質問には「神社行くかダラダラしてる」と語った。

また、今年の11月で30歳になる崎山だが、20代のうちにやっておきたいこととして「自分の知らない世界がまだまだあると思ったのでいろんな景色を見たい」と明かし、30代に向けては「大人の振る舞いができたらいいなと思います」と語った。ここで記者から“ご自身が考える大人の振る舞いは?”と質問されると、「お店で後輩が来て、気づいたらお会計が終わってるみたいな・・・」と話し、笑いに包まれた。崎山が出演するミュージカル「刀剣乱舞」では、後輩俳優もいるが、その時は「ちょっと多く出すこともあります(笑)」と語った。

さらに早くも3冊目の写真集を出すとしたら?という質問には「1冊目と2冊目が国内だったので、国外に行きたい」と希望を口にした。その際にしたいことについては「神社巡り・・・」と自身の趣味にも挙げている神社巡りを挙げ、これには会場も笑いに包まれ、「世界遺産とかが好き」とさらに希望を語った。

崎山つばさセカンド写真集「THE RAW」
定価:本体3000 円+税
撮影:笠井爾示
発売日:2019年3月27日(水)

撮影:笠井爾示/崎山つばさ写真集「THE RAW」(講談社)より