第一次大戦下のフランスで必死に農場を守り続けた三人の女たちの物語『Les Gardiennes(原題)/The Guardians(英題)』が『田園の守り人たち』の邦題で7月6日(土)より公開されることが決定した。
本作は、第一次大戦下のフランスで、出征した男たちに代わり、必死に農場を守り続けた三人の女たちの物語。出演はフランスを代表する女優ナタリー・バイとその娘ローラ・スメット。フランスを代表する名女優の二人が、母と娘の役を演じ、映画初共演したことでも話題を呼んだ。また、本作で発掘された新星イリス・ブリーの演技も鮮烈な印象を残す。監督は『神々と男たち』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞したグザヴィエ・ボーヴォワ。
また、撮影監督には名手キャロリーヌ・シャンプティエを起用。さらに音楽監督は惜しくも今年1月に逝去したミシェル・ルグラン。男たちの銃後を守る女たちの戦いと、寡黙な彼女たちの胸に渦巻く思いを静謐な田園風景の中に鮮やかに浮かび上げた傑作。
今回、公開決定と合わせてポスタービジュアルが解禁された。ポスターでは農場を守る女性の強い生き様が、ミレーの絵画を思わせる印象的なビジュアルの中に表現されている。
ストーリー
1915年、第一次世界大戦下のフランス。ミレーの絵画を思わせる美しい田園風景。2人の息子を西部戦線に送り出した農園の未亡人オルタンスは、やはり夫を戦場にとられている娘ソランジュとともに、冬を前に種まきに備えなければならない。オルタンスは若い働き手フランシーヌを雇い入れる。誠実な彼女は女主人の信頼を得て、家族同然に暮ら始める。女たちだけでなく、前線から一時休暇で帰ってくる次男ジョルジュもまた慎ましやかなフランシーヌに惹かれてゆくが・・・。
映画『田園の守り人たち』は2019年7月6日(土)より岩波ホールほか全国で順次公開!
監督:グザヴィエ・ボーヴォワ
出演:ナタリー・バイ、ローラ・スメット、イリス・ブリー
配給:アルバトロス・フィルム
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