ある青年と家族―実話に基づく愛と再生の物語『ビューティフル・ボーイ』のインタビュー&メイキング特別映像が解禁された。

本作は8年という長い歳月をかけてドラッグ依存を克服し、現在はNetflixの人気ドラマ「13の理由」の脚本家として活躍する人物と、彼を支え続けた家族の物語。息子と父親それぞれの視点から描いた2冊の回顧録を原作とした、愛と再生を描く本作。息子ニック役をティモシー・シャラメ、父親デヴィッドをスティーヴ・カレルが熱演。シャラメは本作で才能をいかんなく発揮し、先日発表されたゴールデン・グローブ賞でも助演男優賞にノミネートされるなど、賞レースを牽引中。本国のメディアや評論家からアカデミー賞助演でノミネートが有力視されており、賞レースに期待がかかる。

今回、キャスト・スタッフ総勢9人によるインタビュー&メイキング特別映像が解禁された。ブラッド・ピット率いるプランBの製作のジェレミー・クライナーが「2冊の回顧録が元になっている」と映画の成り立ちを説明し、脚本のルーク・デイヴィスは「両方をあわせることにより、心を揺さぶられる物語を書けると思った」と回想。原作者であり、モデルとなったデヴィッド・シェフとニック・シェフのコメントに加えてドラッグに堕ちていく息子ニックを巧みに演じたティモシー・シャラメが「今の時代にこそ伝えるべきだと思う」と作品について熱く語るシーンは必見だ。苦悩を滲ませながらも息子を信じ続ける父親デヴィッド役を熱演したスティーヴ・カレルも「家族や親子の絆を描いている」と本作の特徴とドラッグの脅威を語る。

ほかにも製作のデデ・ガードナーが、ニックが美しい自然に囲まれて育ったことを表現するためにサーフィンや山のシーンが重要だったと語り、衣装エマ・ポッターがデヴィッドとニックから借りた写真を参考にして衣装を決めていったことを、当人たちの写真とあわせて紹介するなど製作秘話もつめ込まれている。また、本作が初の英語作品となる監督・脚本をつとめたフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンがスティーヴ・カレルやティモシー・シャラメに演出をつけているシーンや、マリン郡の海岸やゴールデン・ゲートブリッジでの撮影の裏側が垣間見れるメイキング映像もたっぷりの見どころ満載の映像となっている。

特別映像

映画『ビューティフル・ボーイ』は2019年4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
出演:スティーヴ・カレル、ティモシー・シャラメ
配給:ファントム・フィルム
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