あらいぴろよのベストセラーコミック『“隠れビッチ”やってました。』を三木康一郎監督が映画化することが決定した。

タイトルの“隠れビッチ”は、清楚派に擬態した“ビッチ”の事で、メイクはシンプル、髪色は暗め、肌の露出も15%程、戦略的に「隙」と「タイミング」を演出しながら、男性を次々とハントしていく女性を指す。彼女たちは従来の「肉食系女子」のようにハンティング意欲が旺盛である事は周囲に悟られず、一見コンサバなごく普通の女性と見せかけて、あらゆる種類の思わせぶりな態度をとりながら男性の心を揺さぶる天才。決して自分からは告白をせず、相手から告白をされるまで罠を仕掛け続ける。本作は、そんな“隠れビッチ”のモテ戦術を面白可笑しく披露しつつも、その裏に潜む現代女性の心の隙間や歪みに寄り添う作品となっている。

今回、既に発表済みの主演・佐久間由衣、村上虹郎、大後寿々花、森山未來に加えて、第二弾キャストが発表された。飾らない笑顔の美容師・安藤剛役を演じるのは『わたしに××しなさい!』で主演をつとめ、NHK連続小説「半分、青い。」では個性的なキャラクターを演じて話題となった小関裕太、一途なバツイチ男・川田利光役には映画『勝手にふるえてろ』『旅猫リポート』などに出演し、auの三太郎シリーズCMでは、一寸法師役・彦星役に抜擢され話題を集めた前野朋哉、IT系肉食男子・永田裕志役に、ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」等に出演している片桐仁、包容力のある大人な男・小橋健太役にはドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です」でヒーローを演じた前川泰之

中堅会社営業のノーマル系男子・坂口征二役には、映画『勝手にふるえてろ』などに出演し、モデルで俳優の栁俊太郎、真面目な草食系男子・船木誠勝役には、ドラマ「不甲斐ないこの感性を愛してる」に出演中の戸塚純貴、草食から肉食まで様々なタイプの男たちが、佐久間由比演じる“隠れビッチ”のひろみにどのように手玉にとられていくのかに注目だ。

また、ほかにも幼少期のひろみにトラウマを植え付けた暴力的な父親・荒井雄二役に光石研、暴力的な父親に耐えてひろみを育て上げた母親・荒井涼子役に渡辺真起子と、錚々たる日本映画の新時代を担っていく華やかな若手キャストから、今や日本映画界に欠かせない存在となっている大ベテランまでが集結した。

小関裕太 コメント

この映画には色んなタイプの男性が出てきます。例えば、草食系、肉食系、ノーマル系・・・。そんな中でも僕が演じた安藤くんは細かいことはあまり気にせず、だらんとしていて常に自然体でいる感じの、とってもいいやつです。三木監督のもと、楽しく、そして真剣に安藤くんと向き合いました。ぜひ楽しみにしていただきたいです

映画『“隠れビッチ”やってました。』は2019年冬に公開!
監督:三木康一郎
出演:佐久間由衣/村上虹郎、大後寿々花、小関裕太/森山未來、前野朋哉、片桐仁、前川㤗之、栁俊太郎、戸塚純貴、笠松将、田中偉登、岩井拳士朗、山本浩司/渡辺真起子、光石研
配給:キノフィルムズ
©『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社