石井裕也監督が仕掛ける衝撃の人間讃歌『町田くんの世界』の場面写真が解禁された。
『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞の最優秀作品賞を含む計6部門を受賞し、“史上最年少”での最優秀監督賞受賞となった石井裕也監督が、前代未聞の豪華キャスト×現役高校生の超新人を主演に迎え描く、今までのセオリーを覆す本作。主演には1000人超えのオーディションから大抜擢された細田佳央太と関水渚が選ばれ、最高最強のキャストとともに、新しい日本映画の扉を開く。そしてこの1本の映画に集結したのは9人の超豪華俳優陣。岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子―誰が主演でもおかしくない、まさに奇跡の顔合わせが実現した。
今回、高畑充希、前田敦子、池松壮亮の3人が演じるキャラクターの場面写真4点が一挙解禁された。高畑、前田、池松といえば、彼ら3人に柄本時生を加えた4人による「ブス会」メンバーとして知られているが、結成のきっかけは2010年に放送された大人気ドラマ「Q10」での共演。本作の出演キャスト発表時には「町田くんの世界がほぼブス会でステキ」「町田くんの世界は、あっちゃんにみっちゃんに池松くんとか神!Q10を彷彿とさせるし、すき。」などSNS上で大きな話題を呼んだ。
高畑が演じるのは町田くんの後輩・高嶋さくら。町田くんの前ではぶりっ子全開な一方で、女子の前では毒舌を披露する高畑のあざと可愛い演技は必見だ。前田が演じるのは町田くんの同級生・栄りら。予測不能な町田くんと、振り回される猪原を見守りながら、めまぐるしいスピードで過ぎていく日々に「ヤベェな青春って」と思わずつぶやく女子をコミカルに演じている。そして、池松が演じるのは週刊誌記者の吉高洋平。町田くんに出会うことで、自身の考え方が大きく揺らぎ始める。本作が石井組6度目の出演と石井監督から絶大な信頼を寄せられる池松が物語のキーパーソンを熱演している。
ドラマでの共演から9年、主演、助演を問わず、様々なジャンルの映画、ドラマに出演を続け、今の映画界に欠かせない存在となった3人。夢の再共演を果たした3人がはたして天才・石井監督のもとどのような演技を見せてくれるのか注目が集まる。世界の見え方をも180度変えてしまうユニークなメッセージと、そして驚天動地のラストー。日本映画のセオリーをすべてブッ飛ばすこの意欲作は、<悪意に満ちた世界>から新時代に贈る衝撃の人間賛歌に仕上がっている。
映画『町田くんの世界』は2019年6月7日(金)より全国で公開!
監督・脚本:石井裕也
原作:安藤ゆき「町田くんの世界」(集英社マーガレットコミックス刊)
出演:細田佳央太、関水渚、岩田剛典、高畑充希/前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子
配給:ワーナー・ブラザース映画
©安藤ゆき/集英社 ©2019 映画「町田くんの世界」製作委員会