STUDIO4℃最新作『海獣の子供』の主題歌が米津玄師の書き下ろし楽曲「海の幽霊」に決定した。
自然世界への畏敬を独自の漫画表現で読者を魅了し続ける漫画家・五十嵐大介の「海獣の子供」を、『鉄コン筋クリート』で第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、そのハイエッジな映像表現で確固たるブランドを築いてきたSTUDIO4℃が映像化した本作。主人公・琉花を芦田愛菜、琉花と共に物語の鍵を握る二人の少年・弟の海を石橋陽彩、兄の空を浦上晟周が演じる。さらに稲垣吾郎、蒼井優、渡辺徹、富司純子が参加。音楽は映画音楽界の巨匠・久石譲が担当。
今回、本作の主題歌に米津玄師の書き下ろし新曲「海の幽霊」が決定した。米津玄師自身の作品としては初の映画主題歌となる。本作の原作者である五十嵐大介とは、米津が公式イメージソングを担当していたルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」より親交が続き、今回の書き下ろしにつながった。併せて発表された「海の幽霊」のアーティスト写真は現在YouTubeにて3.5億回以上の再生回数を誇る「Lemon」MVも手掛けた山田智和が撮影。髪色も新たになった米津玄師の“今”を収めている写真となっている。
米津玄師 コメント
原作を初めて読んだのは10代の頃だと思うのですが、そのすごさに圧倒されたことを憶えています。今読み返してもあの時の衝撃は全く古びず、更に新しい発見をもたらしてくれます。
もし映像化されるのであれば歌を作らせてほしいなあなんていうふうに思ってたことが、今日になって実現するというのはなんとも感慨深いです。
原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなものが、果たして自分に作れるのかと、ここ数ヶ月は問答の日々でした。今は映画館で流れる日を楽しみにしています。
米津玄師
五十嵐大介 コメント
米津玄師さんと初めてお会いしたのは何年前になるでしょうか。
それからの様々な人のつながりを経て、映画「海獣の子供」の主題歌を米津さんに…という話を伺った時、
来るべきものが来たような、不思議な昂揚を感じました。
心を高く深く拡げてくれつつ、同時に着地点を示してくれるような美しい歌に出会えて、今はただ感無量です。
五十嵐大介
映画『海獣の子供』は2019年6月7日(金)より全国で公開!
監督:渡辺歩
原作:五十嵐大介「海獣の子供」(小学館 IKKICOMIX刊)
声の出演:芦田愛菜、石橋陽彩、浦上晟周、森崎ウィン、稲垣吾郎、蒼井優、渡辺徹/田中泯、富司純子
配給:東宝映像事業部
©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会