一途過ぎるアラサー女子の全力片思いラブストーリー『愛がなんだ』が高稼働の大ヒットスタートを切った。

角田光代による傑作小説を今泉力哉監督が映画化した本作。仕事や友人、自身の生活全てを犠牲にしてもいいほどの“愛”を持ったテルコと、彼女を取り巻く様々な人物を描いた恋愛群像劇。28歳のOLテルコは一目ぼれしたマモルに想いを寄せている。自分の時間のすべてをマモルに捧げ、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるなら幸せだと思っている。主人公テルコ役を岸井ゆきの、マモル役を成田凌が演じる。

4月19日(金)より全国74館で公開された本作。19日(金)~25日(木)の初週興行成績は51,650,000円/動員数37,257人と この規模としては異例の好発進となった。メイン上映館のテアトル新宿(218席)では2016年11月に公開された『この世界の片隅に』以来の高稼働で、座席稼働率は95%、さらに9回連続で満席&立ち見の回が発生(初週の全28回上映回のうち19回で立見満席)するなど大ヒットスタートを切った。

客層は20代~30代の女性が7割以上となっており、超絶片思いを脇目もふらず突進する主人公テルコ(岸井ゆきの)の恋愛模様へ共感し、その想いをSNS投稿する人が続出、マモル(成田凌)がアドリブで演じた指にケチャップをつけてテルコに食べさせる「追いケチャップ」シーンも話題となっている。

映画『愛がなんだ』は全国で公開中!
監督:今泉力哉
原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)
出演:岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子/江口のりこ
配給:エレファントハウス
©2019映画「愛がなんだ」製作委員会