『チア男子!!』の公開直前イベントが5月7日(火)に都内で行われ、横浜流星、中尾暢樹、瀬戸利樹、岩谷翔吾(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、菅原健、小平大智、浅香航大、阿部真央が登壇した。
会場となった東京ドームシティラクーア ガーデンステージに登場したキャストたちは、会場を埋め尽くしたファンを前に興奮気味に挨拶した。冒頭で岩谷は「楽しんでますかー!?最高でーす!」と元気よく挨拶し、これに菅原は「完成披露の時と違う・・・」とキャラの違いに驚きを見せ、磐田が「ここライブ会場だから」と笑顔で返した。
雨が降る中で多くのファンを前にした気持ちを聞かれた横浜は「うれしいです。みなさん、ケガのないように気を付けてほしいです」とファンへの気遣いを見せたが、浅香は「違うねここは」と仕切り直し、「どうだ、ハル」と振ると、横浜は「すごく気持ちいい!」と劇中でのセリフを披露し、ファンからは大歓声が沸き起こった。
また、横浜は、本作の公開に向けて「ワクワクしていますし、身を削りながら全力で(演じました)。今ジェットコースターに乗っている人にも見てほしいです」と空を見上げると、岩谷も「(このキャストたちで)ひと夏を過ごして、身を削りながらチアリーディングを一から学んで、絆も深まっています」と振り返った。
イベントには本作の主題歌「君の唄(キミノウタ)」を歌う阿部真央も登壇。主題歌を生披露すると、横浜は「本当に素敵でした。撮影の時の記憶を思い出した」としみじみと語った。さらに“全員で跳ばせ!ヒット祈願チャレンジ”と題して、樽に一人ずつプラスティックのナイフを刺し、当たりの穴に刺すと銀テープが飛び出すゲームに挑戦。全員がチャレンジしたが当たらず、二回り目になった初めの横浜が、刺した後、振り向いた瞬間に銀テープが飛び出し、少し遅れたタイミングで飛び出したことで登壇者全員が笑いながら驚きを見せた。
最後に横浜は「本気でチアリーディングのパフォーマンスに挑戦しています。一人一人が何かを抱えながら前に進んでいく姿が勇気を与える作品です。楽しみにしてくれたらうれしいです」と本作をアピールした。
本作は、「桐島、部活やめるってよ」に続く原作者・朝井リョウの第二作目となる傑作青春小説「チア男子!!」の実写映画化。原作は朝井リョウが大学在学中に、これまで女子がやるものとされてきたチアリーディングを男子がやる男子チアチーム“SHOCKERS”をモデルに執筆。道場の長男として幼い頃から柔道を続けてきた大学1年の晴希が怪我をきっかけに柔道をやめ、親友の一馬とともに男子チアチームの結成をめざす青春物語。柔道一家の中でどうしても姉に届かない自分の柔道の才能に苦悩し、男子チアの世界へ飛び込む坂東晴希役を横浜流星、晴希の幼馴染・橋本一馬役を中尾暢樹がW主演で務める。
【取材・写真・文/編集部】
映画『チア男子!!』は2019年5月10日(金)より全国で公開!
監督:風間太樹
原作:朝井リョウ「チア男子!!」(集英社文庫刊)
出演:横浜流星・中尾暢樹、瀬戸利樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智/浅香航大、清水くるみ、唐田えりか、山本千尋、伊藤歩
配給:バンダイナムコアーツ/ポニーキャニオン
©朝井リョウ/集英社・LET'S GO BREAKERS PROJECT