TAKAHIRO単独初主演映画『僕に、会いたかった』の本編映像が解禁された。
本作は、島で一二を争う凄腕の漁師の主人公・池田徹が、とある事故をきっかけに記憶を失い、島の人々の優しさに触れるうちに、新しい自分を見つけ出す家族の絆と再生を描く感動の物語。TAKAHIRO演じる主人公・徹を献身的に支える母親役には松坂慶子、主人公・徹に寄り添う心優しい医師役には小市慢太郎、“島留学”で島にやってくる学生役には山口まゆ、さらに板垣瑞生などフレッシュなキャストが参加。壮大なロケーションで魅せる、心暖まる感動の人間ドラマに仕上げた。
本作では、これまでの華やかなイメージを覆し、12年前に起こった事故がきっかけで記憶を失くした漁師という難役に挑んだTAKAHIRO。劇中で映し出される無精髭を蓄えた寡黙な姿は、TAKAHIRO自身「髭は、変装のためにプライベートでたまに生やすくらい」とコメントするほど貴重な姿。そんな容姿もさることながら、映画を観た人の多くを驚かせるのは、俳優として新境地を切り開いたその演技だ。
今回解禁された本編映像は、記憶喪失であることを思い悩み、葛藤するTAKAHIRO演じる徹と松坂慶子演じる母との会話が繰り広げられる重要なシーン。漁師であった父との懐かしい思い出を語る母に対し、何も思い出せない徹の切なさ、悲しさ、悔しさといった様々な感情を少ないセリフで見事に表現してみせた。長編映画初単独主演でこの難しい役どころに挑戦したTAKAHIROは、演じる上で難しかったことについて「寡黙な役で、ほぼセリフがなかったことでしょうか。悲壮感溢れる人物像や面白い性格の人物像といったわかりやすい役だと、その中で浮き沈みを表現しやすいのですが、記憶喪失の方は、これは僕のなかの勝手な想像ですけれど、恐らくずっと無の感情なのではないかと思っています。そこに少し哀愁を醸し出すためにはどういった努力が必要で、どうすればたどり着けるのか・・・そこがいちばん難しかったです」とその難しさを明かしている。
また、NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロイン・安藤サクラの母親役も話題になった名女優、松坂慶子との共演について「幼い頃からずっと映画やテレビで拝見していたので、キャスティングを聞いた時は緊張しました。実際にお会いすると、本当に思い描いていたイメージのまま、すごく温かい方でした。『僕は経験不足なので、足を張ってしまうかと思いますがよろしくお願いします』と言ったら、「楽しくやりましょう」とおっしゃってくださって。松坂さんとのシーンは松坂さんに全て引っ張って頂きました。短期間ではあったのですが、松坂さんの息子になれたことは光栄でしたし、カメラが回っていない時でも、お母さんのようにいろんなことを教えてくださいました」と語っており、名女優との共演を振り返っている。
ほかにも、 “カメレオン俳優”と呼ばれる名バイプレーヤーの小市慢太郎らベテラン実力派、ドラマ「コウノドリ」、映画『相棒 -劇場版Ⅳ-』の山口まゆ、『ソロモンの偽証』では1万人の応募の中から準主役を務めた「M!LK」の板垣瑞生ら次世代を担う若手が脇を固めた本作。俳優TAKAHIROの熱演と共に紡がれる、家族の絆と再生を描いた感動の人間ドラマは、5月10日に公開される。
映画『僕に、会いたかった』は2019年5月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督:錦織良成
出演:TAKAHIRO/山口まゆ、柴田杏花、板垣瑞生、浦上晟周、小野花梨/宮本裕子、吉野由志子、川村紗也、斉藤陽一郎、清水宏、山下容莉枝/秋山真太郎、黒川芽以、小市慢太郎 /松坂慶子
配給:LDH PICTURES
©2019「僕に、会いたかった」製作委員会