赤穂浪士の本当のミッションは“予算内に討ち入ること”・・・『決算!忠臣蔵』の特報映像とティザービジュアルが解禁された。
年末の風物詩・忠臣蔵。本作はこれまでと一線を画す新しい忠臣蔵。主君・浅野内匠頭の仇を討つため、上限予算9500万以内でなんとか討入りするべく、「これなんぼ?」が口癖の内蔵助を筆頭に、なんと本編は全編関西弁。主演・大石内蔵助に堤真一、内蔵助を支える貧乏なそろばん侍・矢頭長助には時代劇初挑戦の岡村隆史。さらに堤真一、岡村隆史に続く、第2弾キャストとして、濱田岳、妻夫木聡、荒川良々、石原さとみ、竹内結子、西村まさ彦、寺脇康文、上島竜兵、堀部圭亮、山口良一、鈴木福、千葉雄大、滝藤賢一、笹野高史らが共演する。
今回、本作の本編映像が初公開となる特報映像が解禁された。日本の冬の代名詞として、これまで「忠臣蔵」にまつわる映像作品はゆうに300を超えている中で、討ち入りするのに実は“超”お金がかかることを描いた作品は史上初。上限予算は9500万。これは亡くなった主君・浅野内匠頭の妻・瑤泉院から預かったお金と、お城の余り金を必死でかき集めたもの。これを使って、主君の仇を討つ、現代に置き換えると、一大プロジェクトの総予算。赤穂浪士たちの真のミッションは、“予算内に討ち入ること”だったの。
しかし、藩士たちの日々の生活費(食費や家賃)、江戸までの往復旅費、討ち入りするための武具など、数えあげたらキリがないほどに、お金はどんどん出ていくばかり。しっかり節約する人もいれば、自分だけはいいや、と無駄遣いをする人もいて、プロジェクトは超難航。お金が足りずに、やる気満々の浪士たちのリストラも余儀なくされる始末。
解禁された特報の中では、“討ち入りするための武具を人数分必要だ!”(フル装備×47人分で1230万)と叫ぶ浪士たちに、「予算全部使うたのか!」と内蔵助が憤る様が描かれている。そんな内蔵助に、豪華キャスト陣が怒ったり呆れたり、醒めた目をして「銭の勘定できん侍は何をさせても“でくのぼう”」と非難したり―。
一大プロジェクト【仇討ち】を、無事に【決算】させるため、節約やリストラなど、彼らが数々の困難に右往左往する様は、これが本当に300年も前の話なのか?と思うほど、現代で働く私たちと共通点が満載だ。笑って泣けて、これまでにない切り口で、豪華キャストで贈る本作に注目だ。
特報映像
映画『決算!忠臣蔵』は2019年11月22日(金)より全国で公開!
監督・脚本:中村義洋
原作:山本博文『「忠臣蔵」の決算書』(新潮新書)
出演:堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、妻夫木聡、荒川良々、竹内結子、石原さとみ
配給:松竹
©2019「決算!忠臣蔵」製作委員会