全世界で大ヒットのスリラー最新作『パージ:エクスペリメント』の本編映像が解禁された。

2013年、“ホラー映画の工場”と称されるブラムハウス・プロダクションが放った『パージ』は一年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる法律“パージ法”が施行されたアメリカで市民たちが犯罪者たちから逃げ惑うという斬新な設定で全米初登場No.1の大ヒットを記録。以降、『パージ:アナーキー』、『パージ:大統領令』が公開され、いずれも世界で大ヒット、最新作の公開に併せて全10話のテレビシリーズ「ザ・パージ」も放映された超人気シリーズ。そして、全ての物語の始まりを描く『パージ:エクスペリメント』が上陸する。島という閉鎖空間で突如行われる恐るべき実験の中で明かされるパージ法制定の秘密とは―。

今回、パージ最初の実験において“パージ参加者はこうして選ばれる”本編映像が解禁された。解禁された本編映像は、パージ参加希望者イザヤと、経済が崩壊したアメリカで実権を握る新政党NFFA(新しい建国の父)職員との面談シーン。本作は12時間だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる“パージ法”の下で起こるカオスを描いた「パージ」シリーズの前日譚。パージ法施行前の実験を描いたシリーズの原点となるようなシーンだ。その異様な空気感をその目と全身で感じていただきたい。

パージ参加のため、多くのスタテン島住人たちが押し寄せる参加登録所に置かれたコンテナ。その殺風景な室内で、参加希望者とNFFA職員の面会は行われる。姉と2人で暮らすイザヤは生計を立てるためにギャングに入るが性に合わず上手くいかない。冴えない生活に怒りの限界を感じたイザヤは島に残るだけで報酬がもらえるパージの参加を決意する。

その怒りを今すぐにでも解放したいと話すイザヤの正直さを買った職員は、彼の参加を認め、2つの支給品を手渡す。1つはセンダイハギ。実験の公認花で「再生」を表現しているという。もう1つは記録用コンタクトレンズ。攻撃的参加を希望する者が着用するもので、攻撃の度合いによって5000ドルの報酬にさらに金額が加算される。なお、NFFAはこのコンタクトレンズで参加者の視点からパージの様子を観察している。

目の前にぶら下がった報酬に魅せられた低所得層だけが残ってしまったスタテン島で、どんな12時間が過ぎ、どんな実験結果が出るのだろうか―。初の実験に目が離せない。

本編映像

ストーリー

21世紀、アメリカは経済が崩壊し、“アメリカ建国の父”を名乗る新政党 NFFA(the New Founding Fathers of America)が政権を握っていた。彼らは犯罪率を 1%以下に抑えるためにある施策を採用する。メイ・アップデール博士(マリサ・トメイ)が考え出した一年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法となる“パージ法”だ。反対デモが起こる中、全国での適用の前にニューヨークのスタテン島内だけに施行する“実験”が行われることが決定。島の住民たちは不安を抱えながらパージ当日を迎える。島を愛するディミトリー(イラン・ノエル)は、愛する人を守るために島に残ることを決意。果たして、人類史上最悪の実験が行われる中、人々は生き残ることができるのか―。

映画『パージ:エクスペリメント』は2019年6月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督:ジェラード・マクマリー
出演:イラン・ノエル、レックス・スコット・デイヴィス、ジョイヴァン・ウェイド、クリステン・ソリス、マリサ・トメイ
ユニバーサル映画 配給:シンカ/パルコ
R-15+
©2018 UNIVERSAL STUDIOS
© Universal Pictures