『メン・イン・ブラック:インターナショナル』のアフレコイベントが5月21日(火)に都内で行われ、今田美桜が登壇した。

本作が吹替え声優初挑戦となる今田が演じるのは、MIBに憧れ自らの力でMIBエージェントのスカウトを勝ち取った有能な女性エージェントM。この日は映画の衣装提供をすべて手掛けたポール・スミスが今田のために制作したMIB仕様のブラック・スーツを初披露した。

ポール・スミスのスーツに身を包み、エージェントばりのサングラスをかけて登場した今田は、今回のために作られたスーツについて「ちょっと恥ずかしいです(笑)」と照れ笑いを浮かべつつ「こんなにスタイリッシュなスーツを着られてうれしいです」と笑顔を見せた。

記者を前にアフレコを披露した今田は「今(アフレコを)録っている最中なんですけど、こんなにたくさんの人がいると緊張します」と緊張した面持ちでコメント。続けて真剣なまなざしでアフレコに臨んだ。

女優として活躍する今田は、今回が吹替え声優に初挑戦となったが「相手の方がいないので声の乗せ方が難しい」と普段とは異なる演技に苦戦している様子。それでも今回オファーを受けたことについては「こんなに続いている人気作で大役をいただけるなんて思ってもみなかった」と驚いた様子を明かした。

また、今回演じるエージェントMは“知的でエリート、負けず嫌い”という設定だが、そんなエージェントMとの共通点について「共通点は負けず嫌いだけかな。あとは頭文字は一緒です(笑)」と笑いを誘った。

これまでにもシリーズ作品を見てきたという今田は、今回吹替えに挑むにあたって見返したと言い、シリーズの面白さについて「ニューラライザーや車がどんどん進化していて、今回も進化しているところが魅力的」と語った。また、本作では「エイリアンとの掛け合いも面白いので見ていただきたいです」とポイントを語った。

人気SFアクションシリーズ最新作の舞台はNYから世界各地へ広がる。ロンドンをはじめ各地のMIB支部に隠された通信機器や車、バイク、武器もすべてがパワーアップ。あのスペースガンやニューラライザーもビッグになって、新機能も搭載。本作でチームを組むエージェントH役をクリス・ヘムズワースと、新人エージェントM役をテッサ・トンプソンが演じる。また、MIBのロンドンオフィスのエージェント役でリーアム・ニーソンや、エマ・トンプソンが共演。そのほか、レベッカ・ファーガソンも驚きの役で登場。

【取材・写真・文/編集部】

映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は2019年6月14日(金)より日米同時公開!
監督:F・ゲイリー・グレイ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント