『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』の製作発表記者会見が5月22日(水)に都内で行われ、それぞれの劇場版ゲストとしてDA PUMP、佐野史郎、北原里英が登壇した。
今回の会見に登壇したのは、『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』から奥野壮、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐、田﨑竜太監督、そして新たに発表された主題歌・劇場版ゲストのDA PUMP。『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』から一ノ瀬颯、綱啓永、尾碕真花、小原唯和、岸田タツヤ、兵頭功海、金城茉奈、吹越満、上堀内佳寿也監督、そして新たに発表された劇場版ゲストの佐野史郎、北原里英。
スーパー戦隊シリーズ第43作として登場する夏の劇場版『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』は、地球に巨大隕石が衝突した6500万年前にリュウソウジャーがタイムスリップする“エピソード0”というべき壮大なストーリー。6500万年前、リュウソウ族と騎士竜たちに何があったのか―。リュウソウジャー誕生の謎に迫る物語。
一ノ瀬は、テレビシリーズと劇場版の違いについて「いい意味で違いを感じなかった。養ってきたキャラクターを劇場版でも表現できたら」とテレビシリーズ以上に気合いを入れて臨んだことを明かしたが、その緊張した様子に、岸田からは「落ち着いて!」とツッコミが入る場面もあり会場を沸かせた。その岸田が「時間をかけて作らせていただいた」と語る通り、劇場版はじっくりと作りこまれた様子を感じさせ、さらに本作が福井県恐竜博物館でされたことで、「恐竜を身近に感じられた」と明かす兵頭。
劇場版ゲストとして登場した佐野は「過酷でした」と撮影を振り返ったが、本作が東映の特撮作品に3度目の出演となることから「集大成的な意味合いが自分の中であった」とと明かした。同じく劇場版ゲストの北原は「小さいころからあこがれのスーパー戦隊シリーズに自分もかかわることができるのはすごくうれしかった」と笑顔を見せた。さらに親子という役どころの北原と佐野だが、別の作品でも親子を演じたことから、北原は「実の父親よりも会ってる」と明かし、会場は笑いに包まれた。
また、一ノ瀬はテレビシリーズから劇場版までを通して“ヒーロー”としての自覚も芽生えてきたようで「より一層子供たちの手本になるような存在にならなければいけないと思いました」と語り、「ドラマ版とは一味違った劇場版ならではのスケールでのお話。追加戦士を仲間に加えて、ゲストのお二人を迎えて、スタッフの皆さんとソウルを込めて作った作品です」と本作をアピールした。
そして、平成仮面ライダーシリーズ第20作にして“平成最後”の仮面ライダーとなった「仮面ライダージオウ」の劇場版である『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』。“本当の最終回”というべき内容という本作は、同時に平成仮面ライダーシリーズにとっての“最終回”を意味するという。
劇場版について奥野は「見どころがたくさんある映画」と語り、押田は「前作はいろんな方に助けていただいていい映画になった。今回は僕たちの力だけで作品を作っていかなければいけない」と決意があったことを明かした。
今回の劇場版でゲスト出演と主題歌を担当するDA PUMPだが、ISSAは本作への出演について「感無量でした」と言葉を噛みしめ、「果たして僕らの演技がどうだったのかはわかりません」と謙虚に語り、YORIは「7人全員で出れたのでチームワークが見えたら」と自身を見せた。またDAICHIは「DA PUMPでつちかった演技力を全身に込めて演技をさせていただきました」とコメントし会場を沸かせた。
そんなDA PUMPについて、奥野は「みなさん本当に気さくに話しかけてくださった。身近い期間でしたが楽しみながら撮影することができました」とコメント。本作については「渾身の作品」とアピールした。
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』は2019年7月26日(金)より公開!