フランスアニメーション界の巨匠ミッシェル・オスロ監督最新作『ディリリとパリの時間旅行』の日本語吹替え版キャストとして、新津ちせ、斎藤工の参加が発表された。
フランスアニメーション界の巨匠ミッシェル・オスロ監督の最新作は、新たな芸術や科学技術が花開き、美しい時代“ベル・エポック”と呼ばれた19世紀末から20世紀初頭の美しいパリの物語。ニューカレドニアからやってきた主人公ディリリが、パリで出会った最初の友人オレルとともに、誘拐事件の謎を解いていく。エッフェル塔、オペラ座、ヴァンドーム広場など美しいパリがたっぷりと描かれ、事件解決にキュリー夫人やパスツール、ピカソ、マティス、モネ、ロートレック、プルースト、サラ・ベルナールら、この時代を彩った天才たちが協力する。ガブリエル・ヤレドによる美しい旋律と共に、ベル・エポックのパリにタイムスリップするかのような至福の94分となる。
ニューカレドニアからやってくる少女・ディリリを演じるのは映画『3月のライオン』(2017)で話題となり、2019年は主演映画『駅までの道をおしえて』の公開も控える人気子役の新津ちせ。そしてディリリがパリで出会い一緒に謎を解いていく青年・オレルには、『家族のレシピ』、『ソローキンの見た桜』、『麻雀放浪記2020』(2019)など2019年も多数の話題作に出演する俳優・斎藤工に決定。アフレコはこれから行われる予定。
新津ちせ コメント
どんなときでも前を向いて、自分の気持ちにまっすぐに行動するディリリが大好きです!
ディリリも私も「なわとびが好き」という共通点があって嬉しかったです。
性別や年齢や見た目で差別されることなく、みんなが自分らしく生きていける世界になるように、という願いがこめられている映画だと思います。
ひとつひとつの言葉を大切に、気持ちをこめてアフレコがんばります。
小さなディリリの大活躍をどうぞお楽しみに!
斎藤工 コメント
麗しきベル・エポックのパリを描いた、惚れ惚れするほど美しいオスロ監督の新作に詰め込まれた大きな議題は、現代に直結していて、オスロ作品の中でも過去最大の深さや力強さを感じました。そんな偉大な作品の"オレル"という重要な役回りを大切に向き合わせて頂きます。
ベル・エポックがどういう意味合いの時代だったのか、優美な世界観の奥にある真実を是非見つめて頂きたいです。
映画『ディリリとパリの時間旅行』は2019年8月24日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開!
監督:ミッシェル・オスロ
声の出演:プリュネル・シャルル=アンブロン、エンゾ・ラツィト、ナタリー・デセイ
配給:チャイルド・フィルム
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