中野量太監督『長いお別れ』で次女・芙美役を演じた蒼井優が、山里亮太(南海キャンディーズ)との結婚を発表したことを受けて、劇中で両親役を演じた松原智恵子、山﨑努からお祝いのメッセージが到着した。

現在公開中の『長いお別れ』で、仕事も恋愛もうまくいかず、人生の岐路に立つ東家の次女・芙美を演じている蒼井。山﨑努が演じる父・昇平が認知症を発症したことで、家族と向き合い、自分の人生を見つめ直しながらも、笑って、泣いて、前に進んでいく女性を見事に体現。劇中では、認知症の症状が進み、次第に記憶を失っていく父に対して、恋愛や人生の悩みを打ち明ける姿も映し出されており、本作を観た観客からは蒼井や山﨑の芝居を絶賛するコメントも多く見受けられる。

そんな中で報道された今回のおめでたいニュースには、SNS上でも話題沸騰。直前に映画を観ていたという投稿も多く、「蒼井優ちゃん出てる『⻑いお別れ』観たばっかで結婚て聞いて嬉し泣きしそうだったわ」といったコメントで賑わっている。

先日、行われたばかりの公開記念舞台挨拶では、ずっと憧れていたという大先輩・山﨑努との初共演について、「山﨑努さんの著書『俳優のノート』を10代の最後の方に買って、それに一生懸命線を引きながら読んで学んできて、こうして10年以上のときを経て大先生と共演できた感じがした」、「自分にとって意味のある作品になりました」と感激ぶりを口にしていた蒼井。そんな彼女に対し、映画の中で両親役を演じた松原智恵子と山﨑努から祝福のコメントが到着した。

松原智恵子(母・曜子役)メッセージ

優さん ご結婚おめでとうございます 映画『⻑いお別れ』の次女 芙美ちゃんは結婚には縁遠くお母さんは心配していました
でも、蒼井優さんはちゃんとご自分の幸せを手に入れてお母さんはとても安心して喜んでいます 末永くお幸せに 松原智恵子

山﨑努(父・昇平役)メッセージ

偽の父として、おめでとう。「ゆ~」っとした家庭を作っておくれ。俳優業も期待しています。

笑って泣いて、前に進んでいく家族たちの新たな愛の感動作。父・昇平の70歳の誕生日会で久しぶりに集まった娘たちに告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実。日に日に記憶を失っていく様子に戸惑いながらも向き合うことで、自分自身を見つめ直していく家族たち。そしてある日、家族の誰もが忘れかけていた“愛しい思い出”が昇平の中に今も息づいていることを知る・・・。次女・芙美役を蒼井優、長女・麻里役を竹内結子、母親・曜子役を松原智恵子、認知症を患う父親・昇平役を山﨑努、麻里の息子・崇役をオーディションで抜擢された蒲田優惟人が演じる。さらに中村倫也、北村有起哉らが共演する。

映画『長いお別れ』は全国で公開中!
監督:中野量太
出演:蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努
配給:アスミック・エース
©2019『長いお別れ』製作委員会