ロバート・レッドフォード最新作!実在した伝説の銀行強盗犯を描くクライム&ラブ・ストーリー『さらば愛しきアウトロー』の場面写真が解禁された。
1980年代初頭から、アメリカ各地で銀行強盗事件が頻繁に多発。その犯人は、度重なる銀行強盗とそれによる逮捕と脱獄を繰り返していたが、その犯行スタイルはいわゆる強盗のイメージを覆すような、発砲もしなければ暴力も振るわない、礼儀正しい紳士的な老人だった―。この実在の人物である強盗犯フォレスト・タッカーを演じるのはロバート・レッドフォード。タッカーを追う若き刑事ジョン・ハントをケイシー・アフレックが演じ、さらにアカデミー賞女優シシー・スペイセク、ダニー・グローヴァー、ミュージシャンのトム・ウェイツなど豪華俳優陣が共演している。
今回、ロバート・レッドフォードの往年の名作を彷彿とさせる新場面写真6点が解禁された。レッドフォードがクラシカルな中折れ帽にブルーのスーツを合わせてスマートに着こなす姿から真っ先に浮かぶのは、1930年代のシカゴを舞台に、仲間を殺された詐欺師が伝説の賭博師の手を借りてマフィアに一世一代の復讐劇を仕掛ける『スティング』(1973)や、同じく1930年代のメジャーリーグで、苦境に立たされながらも35才のルーキーとして復活を遂げたロイ・ホッブスの半生を描く『ナチュラル』(1984)。
また、本作での役どころが「銀行強盗」であるだけに、19世紀末のアメリカ南西部で名を馳せた銀行強盗の物語『明日に向かって撃て!』(1969)のサンダンス・キッドの姿も連想させる。これらの名作に登場する色褪せない主人公たちと重ね合わせて、胸が熱くなるファンは多いはず。
革張りのシートにヴィンテージ感溢れる内装のクラシックカーを運転する姿も捉えられているが、レッドフォードの出演作には多くクラシックカーが登場しており、1920年代のロングアイランドを舞台にした『華麗なるギャツビー』(1974)で謎の大富豪ギャツビーが運転するゴージャスな黄色のロールスロイスや、1920 年代のアメリカを舞台に、 飛行機に魅せられた男たちの生き様を描いた『華麗なるヒコーキ野郎』(1975)で勢いよく乗りこなすオープンカーも思い起こされる。
さらに、古き良きアメリカを感じさせるティアドロップ・サングラスをかけるレッドフォードは、不意に組織の陰謀に巻き込まれたCIA職員の逃走劇を描くサスペンス『コンドル』(1975)を彷彿とさせるし、その他にも上品なジャケットにノーネクタイで、仲間とこれからの計画について密談するかのような表情で電話する写真。デート前と思しきキマった渋カッコイイ出で立ちで、車の前で誰かを待つ写真など、男性も女性も魅了する、レッドフォードが演じてきたクールな色男の“アウトロー”らしいシーンが切り取られている。
映画『さらば愛しきアウトロー』は2019年7月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督:デヴィッド・ロウリ-
出演:ロバート・レッドフォード、ケイシー・アフレック、シシー・スペイセク、、ダニー・グローヴァー、トム・ウェイツ
配給:ロングライド
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