『Ｄｉｎｅｒ　ダイナー』のジャパンプレミアが6月6日（木）に都内で行われ、藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、 斎藤工、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二、蜷川実花監督が登壇した。

2,500人近い観客を前に行われた今回の舞台挨拶。ステージ上のスクリーンが上がり、炎が上がる中でキャストたちが登場すると、待ちわびた観客からは大歓声が沸き起こった。この様子を見て「圧倒しますね」と語った藤原は「一年近く前に撮影したんですけど、僕もびっくりするくらい豪華なメンバーで過ごしていました」とズラリと並ぶ豪華キャスト陣を見渡してコメント。さらに蜷川実花監督とのタッグについて「やろうって言われたら断る理由は何一つ見つからない。僕の人生で貴重な時間を過ごさせていただきました」と振り返った。

玉城は藤原との共演に「オンオフがはっきりされている方で、やさしくしてくださいました」と感謝の気持ちを語ったが、これに藤原は「真剣に僕の話を聞いてくださって、僕のほうがやさしくしてもらいました」とお互いの印象を語った。

そんなキャストらをまとめた蜷川監督は「男性主演を撮るのは初めてですし、得意な題材とはちょっと違った」と語りつつも、「圧倒的なキャストがそろったので豪華さをエンターテインメントに変えて、最後にちゃんとメッセージを残せるようにと心がけました」と語った。

また、斎藤は「玉城さんの顔の小ささに驚いてる。近くにいるのか、奥にいるのかわからないことがありました」と笑いを誘いつつ、「主食だらけの集合体で、役者さんだけじゃなくて、スタッフさんも素晴らしいクリエイターばかりで、だれが調理できるのかということで蜷川実花さんしかいないと思いました」と蜷川監督の手腕を称えた。

舞台挨拶では、だれか一番映画の中でぶっ飛んでいたかをそれぞれが指差しで答え、多くの登壇者から指名された真矢は「意外性ですかね」と笑って返した。

最後に蜷川監督は「（藤原）竜也と一緒にできたことは、私にとってはとてもおおきなことでうれしかったです。これからも全キャスト、いろんな形でお仕事ができたらいいなと思っています」とそれぞれとの再タッグを誓った。

本作は、主演：藤原竜也×監督：蜷川実花が初タッグを組んだ未体験サスペンス。映像化不可能と言われた平山夢明による「ダイナー」（ポプラ社「ポプラ文庫」）が満を持しての映画化。主演は、幾多の超個性的なキャラクターを怪演し、その圧倒的な演技力と存在感で主演作を大ヒットに導いてきた藤原竜也。一癖も二癖もある刺激的なキャラクターを演じ、観るものを魅了する藤原が今回挑んだのは、天才シェフであり、元殺し屋のボンベロ。数々のクズ役を演じてきた彼が、元殺し屋かつ天才シェフという異色の経歴の役を演じる。窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、さらに、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二ら豪華俳優陣が共演する。

【取材・写真・文／編集部】

映画『Ｄｉｎｅｒ ダイナー』は2019年7月5日（金）より公開！
監督：蜷川実花
出演：藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多／武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬／土屋アンナ／真矢ミキ／奥田瑛二
配給：ワーナー・ブラザース映画
©2019 映画「Ｄｉｎｅｒ　ダイナー」製作委員会