イルミネーションが贈る大ヒットアニメ映画の続編『ペット2』で内藤剛志と伊藤沙莉が日本語吹替えキャストとして参加することが決定し、併せて日本語吹替版予告編とポスタービジュアルが解禁された。

2016年の夏を席巻した映画『ペット』は、飼い主が留守にしている間、ペットたちは何をしているのだろう――誰もが一度は考えたことがあるペットたちの裏側の日常をユーモラスに描く物語と個性豊かで愛くるしいペットのキャラクターたちが話題となり、オリジナル・アニメーション映画史上最高の全米オープニング興収を記録した。最新作『ペット2』では前作で大好評だった吹替え版の主要声優陣が続投。主人公マックス役を設楽統(バナナマン)、相棒デューク役を日村勇紀(バナナマン)、2匹の飼い主ケイティ役を佐藤栞里、ペット仲間の太った猫クロエ役を永作博美が務める。

今回、ペットたちの仲間に加わる新キャラクターの吹き替えキャストに、俳優・内藤剛志と、女優・伊藤沙莉が決定した。内藤は本作でイルミネーション作品に初参加、伊藤は声優初挑戦となる。併せて、この2人を含む、豪華日本語吹き替えキャスト陣の声が収録された予告編とポスタービジュアルが解禁された。

これまでにも数多く吹き替え作品に出演し、無類の動物好きで知られる内藤が演じるのは、ケイティ一家が訪れる牧場で農場犬のリーダーで、のちにマックスの成長のカギを握る“ルースター”。元気でパワフルなお馴染みのペットたちとは一味違った堂々と威厳のあるキャラクターで、本国ではハリソン・フォードが初めて吹き替えを務めることでも話題となっているが、内藤の落ち着いた渋い声で、どのように息吹が吹き込まれるのか要注目だ。

そして、立て続けに話題作へ出演し、本作が念願の吹き替え初挑戦となる伊藤が演じるのは、悪徳サーカス団のセルゲイが狙うホワイトタイガーを救うべく、正義のヒーローに転じたキャプテン・スノーボールに助けを求めるキュートなシーズーの“デイジー”。見た目のカワイさだけでなく、内面に正義感とたくましさが詰まった魅力的なキャラクターを、個性的なハスキーボイスを巧みに活かしながら演じる。

配給の東宝東和は2人の起用理由について「ルースターは、忠誠心を持った孤高のヒーローで、オリジナル版ではハリウッドを代表する名優ハリソン・フォードが演じています。日本版では、俳優だけでなく声優の経験もあるベテラン演技派で、逞しさと渋さを兼ね備えた声を持つ内藤さんがピッタリだと考えました。デイジーはオリジナル版のティファニー・ハディッシュによるハスキーボイスが特徴的なキャラクターです。その声色のイメージを崩さず、かつ可愛らしさや、力強くフレッシュなキャラクター性を表現できるのは伊藤さんしかいないと感じました。おふたりの起用について本国のイルミネーション・エンターテイメントから満場一致で承認を得ることができ、お二人ならペットたちのさらなる成長物語が描かれる最新作に新たな風を吹かせてくれると確信しています」と、自信たっぷりにコメントしている。

内藤剛志(ルースター役)コメント

―今回のオファーが来た時の心境を教えてください。
常々、アテレコも俳優の大事な仕事の1つだと思っています。何度か経験はあるのですが、もっとチャレンジしてみたいと思っていたので、素晴らしいチャンスを頂けたと、とても嬉しかったです。
―実際に本作を観ていかがでしたか?
前作はマックスとデュークの出会いから始まり、登場人物たちが力を合わせて何かを成すことの素晴らしさ、『仲間』が『友』にそして『親友』になるまでの『友情』についてのストーリーでした。本作は、マックスはもちろんのこと、登場するペットたち全員が、さらに成長していくストーリーだと思います。ご覧になる皆様も見終わった後『映画が始まる前の自分と少し何かが変わった』と思っていただけるような気がします。『成長して手に入れたもの』は『勇気』だと思います。
―はじめての完全な動物キャラクターの吹き替えだったかと思いますが、いかがでしたか。人物を演じるときの違いなどはありますか。
『人間もペットも同じ心を持っている』と言う前提でやらせていただきました。この作品に限っては『人間』『動物』の違いは、ないと思います。
―ルースターを演じてみていかがでしたか?ルースターというキャラクターの印象や好きなところがあれば教えてください。
男らしく、無口で、力も強く、優しく、自分のルールを持って生きている。そして少しセンチメンタル。最高にかっこいいキャラクターです。かなり照れましたが、その気になって楽しくやらせていただきました。
―役を演じるにあたり、事前に準備したことや心掛けたことはありますか?
演出サイドからルースターはオリジナルでは『カウボーイのような存在』日本語版では『サムライのイメージ』とのオーダーがありました。そのことを頭に置きながら、オリジナルのハリソン・フォードさんの英語のセリフを何度も何度も聞きました。
―内藤さんは猫好きとしても有名ですが、ペット飼い主目線で見た本作の魅力を教えてください。
なんといっても、『飼い主ではなく動物の方が主役だ』と言う点だと思います。むしろ彼らを中心に世界が動く。『飼い主がペットを支配するのではなく、共に生きていく』それを感じさせるのが本作の魅力だと思います。
―楽しみにしている観客のみなさんへメッセージをお願いします。
動物好きの方々の最大の夢は『彼らと話がしたい!』と言うことではないでしょうか。この作品はその夢を少し叶えてくれます。彼らの話すことに耳を傾け、彼らと一緒に素晴らしい冒険に出かけましょう!!

伊藤沙莉(デイジー役)コメント

―今回のオファーが来た時の心境を教えてください。
声のお仕事をするのが夢の1つで、それが叶うだけでなくお客さんとして観ていた大好きな作品で実現したんだ、と本当に幸せでした。
―実際に『ペット2』を観ていかがでしたか?
飼い主がいない時のペットがこんな風に過ごしてると思うと、面白いけど少しハラハラします。笑 でもとても夢があるし、特に2は成長物語に仕上がっていたのでとても感動しました。
―本作で一番印象に残っているシーンはどこですか?
ネタバレしていいのかわからないのでネコ好きなお婆さんが、、ということだけ言っておきます。笑
―デイジーを演じてみていかがでしたか?デイジーというキャラクターの印象や好きなところがあれば教えてください。
初めてのアニメーションがデイジーで本当に良かったと心から言えます。本当に楽しかったです。見た目があまりに可愛いので最初はちょっと、、大丈夫かな、、この声だしな、、っていうのが正直あったのですが。笑 そんなの気にしてられないくらい逞しくてカッコいい子でした。ギャップ女子の極みです。笑
―役を演じるにあたり、事前に準備したことや心掛けたことはありますか?
たまたま声優さんにお会いする機会があって緊張している旨をお伝えしたところ、無理に声を作ったり、大袈裟にやることはなく、自分らしく声に全てを乗せる、というつもりでやれば大丈夫とのことでしたので、とにかく楽しもう、と思って臨みました。
―本作はペットの世界が描かれますが、もしご自身をペットに例えるとしたら、どんなペットだと思いますか。
犬と猫のハーフみたいな感じだと思います。笑 気分屋ですが結構まとわりつく、本当にハーフな感じです。笑
―楽しみにしている観客のみなさんへメッセージをお願いします。
たくさん笑えてグッとくる本当にあったかいお話だと思います。老若男女問わず楽しめる素敵な作品です。是非、劇場で驚かされ、癒されてください。

併せて、ユーモア溢れた日本オリジナルのポスタービジュアルと、豪華日本語吹き替えキャスト陣の声が一堂に揃った予告編が解禁された。飼い主ケイティのもとにリアムという名の新たな家族が誕生し、穏やかな生活に異変が起きるマックス。リフレッシュのために旅行へ出た田舎町では、ニューヨークの街並みと異なる世界が広がり動揺を覚えるマックスだが、農場犬のリーダーのルースターに出会うことによって、ある一歩を踏み出すことに。一方、ヒーローへと姿を変えたキャプテン・スノーボールは、デイジーとともにホワイトタイガーを救う極秘のミッションを遂行、猫と化したギジェットは本物の“ネコ軍団”を引き連れ、凛々しい表情へどこかへ向かおうとしていたりと、前作のユルくて陽気な大騒動から、何かに挑戦するために立ち上がるペットたちの姿が描かれていく本映像。ペットたちにはどのような試練が待ち受けているのか、マックス、スノーボール、ギジェットをはじめとするペットの仲間たちは、無事その試練を乗り越えることができるのか―?

予告編

今回解禁されたビジュアル

映画『ペット2』は2019年7月26日(金)より全国で公開!
監督:クリス・ルノー
配給:東宝東和
©Universal Studios.