『メン・イン・ブラック:インターナショナル』の初日舞台挨拶が6月14日(金)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、今田美桜が登壇した。

今回、エージェントM役として吹き替えに初挑戦した今田は、「最初は何もわからなくて、戸惑ったり不安もあった」と口にし、さらに「緊張しすぎて頭が真っ白になるんじゃないか」と女優とは違う仕事への戸惑いを明かした。実際に演じて「やっぱり難しかった」という今田は、本作で「声だけで表現するということを勉強させていただきました」と振り返った。

女優としての演技との違いについては「いつもは顔と身体を使ってやらせていただいているんですけど、今回はすべてを声に乗せなきゃいけない」といい、さらにアフレコ時にはまだ誰も吹き替えを入れていない状態での映像しかなかったといい「途中からエージェントH役の杉田さんの声が入ったのでよりやりやすくなった」と語った。

また、クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンの息の合った演技に注目が集まる本作だが、「女優としてというよりは観客として見せていただいた」という今田。本シリーズはこれまでも見ていたという今田だが、第一作が公開された1997年に生まれたということで「ご縁を感じた」と語った。

さらに本作では、公開されるそれぞれの国でカメオ出演している人がおり、今田は「“なんてことだ”と思っています。各国で有名人の方が出演されていて、日本は私が担当させていただいています。もうこんなことはないなと思いながら、撮影をさせていただきました」と語った。

最後に今田は「ロンドンだったり、モロッコだったり、いろんなところで撮影をされていて、すごくスケールも大きいですし、アクションもすごくなっている超大作です。新種のエイリアンも続々と出てきていますし、気持ちの悪いものからかわいいものまでいるのでそこも見ていただきたいなと思います」と本作をアッピールした。

人気SFアクションシリーズ最新作の舞台はNYから世界各地へ広がる。ロンドンをはじめ各地のMIB支部に隠された通信機器や車、バイク、武器もすべてがパワーアップ。あのスペースガンやニューラライザーもビッグになって、新機能も搭載。本作でチームを組むエージェントH役をクリス・ヘムズワースと、新人エージェントM役をテッサ・トンプソンが演じる。また、MIBのロンドンオフィスのエージェント役でリーアム・ニーソンや、エマ・トンプソンが共演。そのほか、レベッカ・ファーガソンも驚きの役で登場。

【取材・写真・文/編集部】

映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は全国で公開中!
監督:F・ゲイリー・グレイ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント