レオナルド・ディカプリオ製作×タロン・エガートン主演のハイパーシューティング・アクション『Robin Hood(原題)』が『フッド:ザ・ビギニング』の邦題で10月に公開されることが決定した。
これまでケヴィン・コスナーやラッセル・クロウなど錚々たるハリウッド俳優が主演し実写映画化されてきたロビン・フッド。本作では、ハリウッドの第一線で活躍し続ける名優レオナルド・ディカプリオを製作に迎え、『キングスマン』シリーズで一躍人気俳優となったタロン・エガートンを主演に抜擢。アクションエンターテイメントに仕上げている。“伝説のヒーロー、ロビン・フッドがいかにして生まれたのか”を描く前日譚となる本作では、表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊という二つの顔を持ったヒーローが敵も味方も鮮やかに大胆に欺く姿が時代を超えてスタイリッシュに描かれている。
何の苦労も知らずに穏やかに暮らしていた領主のロビン・ロクスリー(タロン・エガートン)は十字軍に召集されて戦地へ。4年後、激戦を生き抜き帰国するも、知らない間に戦死届が出され、領地も財産も没収されていた。領民も恋人も追放されたロビンは、海を渡って潜入してきた敵の狙撃手ジョン(ジェイミー・フォックス)の導きを得て領主に返り咲く。国を思うままに動かそうとする長官と教会内部に入り込む一方、裏では頭巾(フッド)でその顔を隠し、領民らから搾取した金を盗んでは還元するのと同時に教会が抱える秘密に迫っていく。頭巾の男はやがて《フッド》と呼ばれ民心を集めるが、脅威を感じた教会は《フッド》を捕えるために非情な先鋭舞台を送り込む。ロビンと《フッド》はいかにしてこの窮地に立ち向かうのか―。
今回、日本公開決定と合わせて特報映像が解禁された。十字軍に従事していた際には敵対していたが、長官や教会の秘密に迫るためバディを組んだロビンとジョンの軽快なやり取りから始まる。表の顔は領主として生きるロビンが、裏の顔でもある盗賊ロビン・フッドを「頭巾でブス隠し」とディスったり、賞金をかけるなど敵も味方も欺き、魅了するロビンの姿は既成概念を鮮やかに裏切る新しいヒーローの誕生とも言える。またロビン・フッドといえば弓矢の名手としても広く知られているが、タロンが演じる今回の《フッド》は的を見ることなく背中越しに命中させるだけでなく、空中を舞い、建物から飛び降りながら矢を射るというアクロバティックなものとなっている。
自身が一躍有名となった『キングスマン』シリーズで魅せたポップなアクションとはまた一味もふた味も違う、正統派ながらもスタイリッシュな肉体アクションが期待できる。今年8月公開の主演映画『ロケットマン』で今年のカンヌ国際映画祭を騒がせるなど、今後ますます目が離せないタロン・エガートンの新たな魅力が満載の本作に注目だ。
特報映像
映画『フッド:ザ・ビギニング』は2019年10月より全国で公開!
監督:オットー・バサースト
出演:タロン・エガートン、ジェイミー・フォックス
配給:キノフィルムズ
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