かけがえのない時間に出会える最高の感動作『駅までの道をおしえて』で有村架純がモノローグに初挑戦することが決定し、収録風景とコメントが到着した。
本作は、愛犬がもたらす、女の子とおじいさんの絆の物語。命の喪失感が温かい思い出に変わる、ささやかな奇跡のス物語。お互いに大切な存在を亡くした少女と老人の心あたたまる交流を通じ、かけがえのない時間に出会える珠玉の名作である直木賞作家・伊集院静の原作を映画化。主人公サヤカ役を新津ちせ、サヤカと出会い、心を通わせることになる孤独な老人・フセ役を笈田ヨシが演じる。さらに坂井真紀、滝藤賢一、マキタスポーツ、羽田美智子、市毛良枝、
塩見三省、柄本明、余貴美子らが共演する。
大人になったサヤカのモノローグから物語が進んでいく本作だが、その声を若手実力派女優・有村架純が務めることが決定した。映画やドラマに引っ張りだこの人気女優が今回は声のみで出演を果たすという、とても贅沢なキャスティング。合わせて収録中の様子を切り取った写真とコメントが到着した。愛犬ルーがいなくなった世界で喪失感を抱える現在のサヤカに代わり、心情を伝える役目を担う10年後のサヤカを演じる有村。あくまでモノローグとなるため姿の出演はないが、子どもの頃のサヤカにそっと優しく寄り添う重要な役どころとして存在感を示している。
有村架純 コメント
モノローグでの出演は本作が初めてですが、いつもより客観的に役を見て演じることができたと思っています。この作品は、夢なのか現実なのか境目が分からないところが少しフランス映画のようだなと感じました。私も小学生の時にチワワを飼っていたのでサヤカとルーのような、犬と人の心が通じ合う特別な関係に共感することができました。『駅までの道をおしえて』の大きな魅力はサヤカとフセさんとの関係だと思いました。大切に思っていた存在を亡くした2人が必然的に出会って分かり合う、見えない何かで繋がっている。見た目は孫とおじいちゃんみたいですが、年齢は関係なく同じ人間としてそこにいる感じがとても素敵でした。誰もがいずれ大切な人を亡くす、今を後悔しないように生きてほしいなと思いました。ぜひご家族で見ていただきたい映画です。
ストーリー
8歳になるサヤカ(新津ちせ)は、大好きだった愛犬ルーの帰りを今も待っている。ある日サヤカは時代から取り残されたような喫茶店を見つける。そこには幼い息子を亡くした経験を持つ老人・フセ(笈田ヨシ)がいた。2人は互いに胸に抱えた“命の喪失感”を2人の絆で温かい想い出に変えていく―。
映画『駅までの道をおしえて』は2019年10月18日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開!
脚色・監督:橋本直樹
原作:伊集院静「駅までの道をおしえて」(講談社文庫)
出演:新津ちせ、有村架純/坂井真紀、滝藤賢一、マキタスポーツ、羽田美智子/柄本明、余貴美子/市毛良枝、塩見三省/笈田ヨシ
配給:キュー・テック/配給協力:GUM WORLD
©2019 映画「駅までの道をおしえて」production committee