「気づかれるのはうれしい」―『仮面ライダージオウ』ウォズ役・渡邊圭祐1st写真集「その節は。」発売記念イベント

渡邊圭祐1st写真集「その節は。」の発売記念イベントが6月29日（土）に都内で行われた。

現在放送中の「仮面ライダージオウ」（テレビ朝日系）に、ウォズ／仮面ライダーウォズ（声）役で出演中の渡邊圭祐。初オーディションで初演技にもかかわらず、1人2役で挑戦した「黒ウォズ」、「白ウォズ」がSNSでトレンドワードに挙がるなど、高い演技力と魅惑的な雰囲気で注目を集める。そんな彼が「仮面ライダージオウ」出演のために、地元の宮城・仙台から上京したのが昨年6月26日。そこからちょうど1年が経つ、記念すべき日に待望の1st写真集が発売された。

「素、自然体、等身大」をテーマにした撮影の地として選んだのは、生まれ育った仙台。上京1年の節目に、改めて自分のルーツをたどる旅に出た。母校、働いていた古着店、かつてよく通っていたという河川敷など、思い出の場所を訪れると、自然に笑みがこぼれ、ナチュラルな表情に。古着店ではセルフスタイリングにも挑戦。さらに塩竈や松島に足を延ばして、宮城の大自然の中でリラックスしたり、塩釜の水産市場では、海の幸を堪能したり・・・。かと思えば、夕暮れの松島湾を背景にブラックジャケットに身を包むと、クールな表情でドキリとさせるギャップも。美しいのに、親しみやすく、自然体で人々を惹きつける。そんな魅力がぎゅっと詰まった見どころ満載の1冊となっている。

今回のイベントでは、3,000冊が完売となるほど大盛況となった。上京からちょうど1年での発売に「まさか一年後に写真集を出して、仮面ライダー作品に出ているなんて」と驚きを隠せない様子の渡邊。写真集は地元・宮城で撮影したことで「本当にいい写真を撮っていただいた。1stにしてはいいものができたんじゃないかと自信を持っております」と謙遜しつつも自信を見せた。

仮面ライダージオウへの出演で反響もあったようで、公園に行くと子どもよりも先に母親に気付かれるということを明かし、「気づかれるのはうれしいことです」と笑顔で語った。さらに今後については「この地この1年間で学べたことがすごい多いので、一個一個を忘れないで、目の前にある仕事を丁寧にこなしていきたいと同時に、いろんなところで求められるような役者になりたい」と抱負を語った。