『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の大ヒット御礼舞台挨拶が7月2日(火)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、坂口健太郎、佐久間由衣、山本舞香が登壇した。

今回、坂口とは、初めて共演した山本と映画では初めての共演となった佐久間。撮影時間が短かったことから話す時間は少なかったという坂口と佐久間だが、公開前のキャンペーンなどを通して「仲良くなったと思ってる」と明かす坂口。そんな坂口に、佐久間は「思っていた印象と違くて、おもしろい方でした」と語った。

「最後にはおんぶしてもらえるくらい甘えられるお兄ちゃんみたいになりました」と振り返る山本は、坂口について「(佐久間)由衣ちゃんと話しているところに入ってきたり、女の子の話に入れる。男の人として話してないです」と明かし、会場は笑いに包まれ、これに坂口は「それもそれで・・・そうかもしれないいな」とコメントした。

本作について「ゲームを普段やっていない方でも、劇場に来ていただければポジティブなエネルギーがもらえる映画だと思っています」とコメントした佐久間は、中学生の弟と一緒に映画館で見たことを明かし、その際に思わず「泣いてしまった」といい、「それくらい感情移入してしまった」と語った。

また、“この3人で違う映画を撮影するとしたら?”という質問に、「恋愛映画を撮ったら全然違う映画になりそう!」と答えた山本。「いいかもしれない」と同意した坂口だが、山本は「キュンキュンじゃなくて、ドロドロ系」と想像を膨らませ、坂口は「いいかもしれない。タイプが違うもんね」と乗り気の様子を見せた。

さらにここで、7月11日に28歳の誕生日を迎える坂口に、サプライズでバースデーケーキがプレゼントされた。坂口は「ついさっき僕の誕生日が11日という話をしていて」と危うくサプライズがばれてしまうところだったことを明かしたものの、「2人は『そうなんですね~』くらいで終わって。『バースデーサプライズなんてあるのかな?』って言ったら『ないと思います』って。反応も冷めてたし」とサプライズがばれないようなやり取りがあったことを明かした。これに山本は「自分で言うからビックリしちゃって(笑)焦ったよね」と笑いを誘った。

最後に坂口は「いろんな方から感想を聞いて、僕らの手を離れていって育っていってしまうものなんですけど、どこかで僕らの中ではこの映画が一つの作品として残っているし、これからもみなさんの心の中に残って生き続けてくれたらうれしいです」とメッセージを送った。

本作は、息子である事を隠して父とオンラインゲームをプレイする日々を綴り、累計アクセス数が1,000万を超えるブログが原作。たちまち人気を集めて書籍化、さらに地上波でドラマ化もされた感動作が、スクウェア・エニックスの全面協力を得てついに映画化。ずっとすれ違ってきた父子が、オンラインゲームの世界を共に旅する。しかし父は、それが息子であることを知らない―。実際に、息子が父親の本音を知るために計画をした一風変わった親子の感動作に、息子・岩本アキオ役に坂口健太郎、父・岩本暁役に吉田鋼太郎のW主演、そしてアキオの会社の同僚・里美役に佐久間由衣、アキオの妹・美樹役に山本舞香、アキオの会社の先輩・吉井役に佐藤隆太、アキオの母親役に財前直見と豪華キャストが集結した。

【写真・文/編集部】

『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は全国で公開中!
監督:野口照夫(実写パート)、山本清史(ゲームパート)
出演:坂口健太郎、吉田鋼太郎、佐久間由衣、山本舞香、前原滉、今泉佑唯、野々村はなの、和田正人、山田純大/佐藤隆太、財前直見
声の出演:南條愛乃、寿美菜子、悠木碧
配給:ギャガ
©2019「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」製作委員会 ©マイディー/スクウェア・エニックス