『Diner ダイナー』の初日舞台挨拶が7月5日(金)に丸の内ピカデリーで行われ、藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、真矢ミキ、奥田瑛二、蜷川実花監督が登壇した。

“殺し屋専用のダイナー”を舞台にした本作に合うキャストが揃い、冒頭で「濃い!濃い!濃い!」と挨拶した蜷川監督。舞台挨拶は、“今だから聞きたいことや言いたいことは?”という質問に、約1か月半の撮影期間では「順調に撮影をした」と振り返る藤原に、窪田からは「企画つぶしだな!」とツッコミが入るなど、和気あいあいとしたムードで始まった。

藤原も「土砂降りの雨なんだけど“花を降らせたい”と(監督が言った)」というように、まさに蜷川実花ワールドがさく裂している本作。蜷川監督も「途中で花びらがなくなるって言われたんだけど、『なくなるまでやって!』ってすごい量を降らせた」と明かした。

玉城は「私がいることが謎なくらい豪華なメンバー。なんでカナコという役に私を当てはめたのかなと気になっていたんです」と疑問を投げかけ、蜷川監督からは「絶対大丈夫に決まってると全員に思っていた。絶対すごいのになるぞ!と」と玉城の心配をよそに、信頼を置いていたことを明かした。

さらに舞台挨拶では、7月7日の七夕が近いことから、“ここでしか言えないぶっ飛んだ願い事”を短冊に書いて披露。主演の藤原は「ダイナー2 オールメキシコロケ」と書き、続編への願いとともに、本作ではかなわなかったメキシコでのロケを願った。

本郷は「食事をしなくても死なない体になりますように」と書き、「食事があまり好きじゃないので・・・」と苦笑いをしつつも、「あのハンバーガーは食べたいな。おいしそうでしたね」と劇中に登場したハンバーガーについてコメントした。また、「ダイナー世界へ」と書いた窪田は「日本すごいんだぞって世界に言える作品」と笑顔で語った

本作は、主演:藤原竜也×監督:蜷川実花が初タッグを組んだ未体験サスペンス。映像化不可能と言われた平山夢明による「ダイナー」(ポプラ社「ポプラ文庫」)が満を持しての映画化。主演は、幾多の超個性的なキャラクターを怪演し、その圧倒的な演技力と存在感で主演作を大ヒットに導いてきた藤原竜也。一癖も二癖もある刺激的なキャラクターを演じ、観るものを魅了する藤原が今回挑んだのは、天才シェフであり、元殺し屋のボンベロ。数々のクズ役を演じてきた彼が、元殺し屋かつ天才シェフという異色の経歴の役を演じる。窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、さらに、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二ら豪華俳優陣が共演する。

【写真・文/編集部】

映画『Diner ダイナー』は全国で公開中!
監督:蜷川実花
出演:藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多/武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬/土屋アンナ/真矢ミキ/奥田瑛二
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会