『愛唄 ー約束のナクヒトー』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが7月6日(土)に都内で行われ、横浜流星が登壇した。

メイキング写真や場面写真を見ながら、観客とともに撮影を振り返った今回のイベント。横浜は「クランクインの前日はいつも寝れないんです。今回もそうでした」と明かし、「責任感をもってやらなきゃというのがあったのですごく緊張しました。不安で仕方なかった」と振り返った。

高校二年生から三年生にかけて、「烈車戦隊トッキュウジャー」に出演していた横浜は、「『トッキュウジャー』でこの仕事で生きていこうと決めた」と明かし、「しごとのおもしろさに気づいた」と語った。さらに「トッキュウジャー」が「自分の原点です」と断言した。そんな「トッキュウジャー」については「まだ初々しい。キメッキメだし、クールでかっこつけてるので」と笑いながら振り返った。

また、多くの映画がそうであるようにこの作品でも「(撮影の)順序がバラバラになっちゃう」と明かし、「そこを対応していかないといけないんですけど、なかなか」と難しさを語った。さらに撮影したものの泣く泣くカットされたシーンもあるといい「カットされると落ち込んじゃうんです・・・。でも意図は聞いたのでちゃんとわかりました。まだまだだったなと分かっていたので、今がんばっています」と悔しさを語りつつも笑顔を見せた。

さらに共演した清原果耶については、「まじですげーな」と驚いた様子で「感受性が豊か。今年17歳で高二ですからね。二人でのシーンが多いので、すごく衝撃を受けた女優さんでした」とその実力を称賛した。同じく共演の飯島寛騎についても「この作品をきっかけにギターをやった。1か月、本気で練習していたのを見ていたし、この作品においてすごく大事なところだったので、電話で『飯島、お前にかかってるぞ』とプレッシャーをかけちゃった(笑)」と明かしつつも、「本当に大事だったから行っちゃったんですけど、彼は期待に応えてくれたというかそれ以上のものを見せてくれた」と大絶賛した。

続けて、「泣き芝居が得意じゃない」と明かす横浜だが、本作ではその得意ではない“泣き芝居”を見せており、「これがきっかけで涙を流せるようになった。この作品のおかげで少し開放できた気がします」と語った。また、横浜は本作を振り返り「あの時の自分にしか演じられなかったと思うし、今演じたら違うと思う。役者人生の中ですごく大事な作品になったので、みなさんにとっても大好きな作品のひとつになったらうれしいです」とメッセージを送った。

2017年に大ヒットを記録した『キセキ -あの日のソビト-』のキャスト・スタッフが再び集結し、実話エピソードを基に、名曲「愛唄」を映画化した本作。本作はGReeeeNがかつて同名タイトルの楽曲を作った時と同じ想いを持って、脚本として参加し、今の時代に伝えるべきメッセージを込めて新たに映像化。彼らのかつての実体験から着想を得て作られた恋の青春物語。恋をすることを恐れていた主人公・野宮透役を横浜流星、ヒロインの運命の少女・伊藤凪役を清原果耶が演じる。

【写真・文/編集部】

Blu-ray

映画『愛唄 ー約束のナクヒトー』ブルーレイ&DVDは2019年7月2日発売!
■Blu-ray 5,800円(税抜)
■DVD 4,800円(税抜)
発売元:ハピネット/ハイスピードボーイズ 販売元:ハピネット
©2018「愛唄」製作委員会